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location:uchinome.jpトップ>岩手の鍾乳洞>紫波町・船久保洞窟 |
サイトマップ |
紫波町国道4号線から、県道25号線(紫波町から早池峰山に向かう)を経て8km程進んだ所に、船久保(ふなくぼ)洞窟への案内看板が立っています。この場所から750m程進むと洞窟管理人の松坂さんの家があります。ここにある看板には、管理人に連絡して欲しいと書かれてありました。早速訪ねたら、主人は今農作業をしているので現場で待っていてくださいとのことでした。 自宅前から山道を上り洞窟入口までは260mの山道、入口前は結構広くなっていて石碑と看板があった。数台の車が置ける。通りすがりの見学者と待っていたら管理人の方が来られた。入口を開けてくれて、内部まで案内してくれるという。料金を頂きますと言われ300円を払う。常時は締め切っていて、照明も点けてはいないとのことでした。 |
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松坂さんが入口を開け、私を入れて3人で中に入る。白熱球があちこちに設置され、歩くのには不便ではない。入口がコンクリートで固められているが、この部分がかなり天井が低い。ちょっと湿りっけがあり滑る感じだが、普段履きで歩ける。もちろん入る前にお聞きしたら、「靴はそのままでも良いですよ」とのことであった。 入口からの坂を下りながらもの凄く狭いところを抜ける。天井は高いが身体がやっとすり抜けられるくらいの狭い隙間を通らなければならない。お腹の出ている人はちょっときついと思われる。 |
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洞窟の奥行きは150m位で、高さは6m位あるとのこと。足下は自然のままなので湿りっけがあり少し滑るが、それほど大変ではない。突き当たりの広い場所にはデコボコの突起が無数にあり、よく見ると小さな石筍であった。大きな石筍はあまり見られないが、足下にある小さな石筍は表面が削られて白くなっていた。 この場所の照明はかなり暗く、周囲には白熱灯があるものの全体に光が回っていない。細かいところを見るためには懐中電灯かLEDライトが必要である。 管理人の松坂さんの説明によると、昭和3年に発見されたときはもっと白かったが、かなり黒ずんできているという。内部には一切手を入れず、照明とその配線だけだと言う。 奥まった洞窟の広場は先住民族の住居跡とも言われ、昭和32年に県指定史跡となったとのこと。この場所からは、縄文後期・晩期〜弥生時代にかけての人骨、土器、石斧・石棒、骨角器、獣骨等が発掘され、近くにある公民館に展示されているとのことでした。 |
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天井をLEDライトで照らしてみたら、一面にある無数のストローが迫ってきます。思わず、うーんすごい・・と言葉に詰まってしまう。今まで見てきた鍾乳洞でも、こんなきれいな様子は見られなかった。 |
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