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三原山コースの洞穴壁面で見られるフローストーンの様子です。

フローストーンとは、滝のように石が流れているように見える洞穴生成物のことを言う。洞壁や洞床の上に炭酸カルシウムの溶けた地下水が流れ、その表面から二酸化炭素が抜け、炭酸カルシウムの成分が結晶して形成される。表面は滑らかか、しわ状になっている場合が多い。形成する過程の不連続によって断面は縞状になっているものが多い。
(ネット資料から)

ここでは、三原山コースで見られた色々な形のフローストーンを紹介いたします。
フローストーン 1 フローストーン 2 フローストーン 3
フローストーンの滝 フローストーン 4 フローストーン 5
フローストーン 6 フローストーン 7  


ひょいと見たらカーテン(天井や洞壁から、名前の通りカーテンのひだのように垂れ下がっている生成物)が作られていました。まだまだ小さい物ですがここだけのものでしょうか・・。

洞穴の天井を見た様子です。高さは推定できませんが、小さな穴がいくつも開いていて奥が深いように思えます。
カーテン 天井 1 天井 2


お気に入りのつらら石とフローストーン しばらくぶりに入った龍泉洞でのお気に入り画像です。照明の光の影響が無く、色とりどりのフローストーンに覆われ、つらら石が伸びています。

左上に杭が打たれ、通路が作られています。ここでは通路から身を乗り出し、思いっきり接近して撮影しました


観光シーズン前でもあり、ほぼ貸し切り状態に近い洞内に90分ほどいました。15年ぶりぐらいに訪れた龍泉洞でしたが、三原山コースなど新しい発見が沢山ありました。最初の方にも書きましたが、秋口から冬にかけての渇水期に再度アタックし、気に入った地底湖の写真を撮影しなくてはと改めて思います。

家に帰り画像処理をしながら気がついたのですが、洞内の照明による緑色のコケ類の多かったことでした。観光洞としては避けられない事なのでしょうが、あまりの変色にがっかりしたりもします。でもこれは仕方のないことですから、撮影するときもなるべくコケ類の無いところを選んでみました。いつも思うのですが、鍾乳石のきれいな見せ場で使用が出来て、コケ類の発生を抑えるような光源(色光)はないものでしょうか。

それにして、洞窟撮影に際してのストロボとカメラの組み合わせは素晴らしいの一語に尽きます。しかも、全部自動でカメラ任せです。暗い空間から、肉眼では確認できない鍾乳洞の美しさを写し撮ってくれます。以前のストロボとカメラの組み合わせでは、こんな事は偶然の産物でもあり、経験と熟練の積み重ねが無ければ出来なかったことを思い出します。改めてですが、現在のカメラとストロボのシステム機能に、「凄いなあ・・」と脱帽です。

龍泉新洞科学館について

龍泉新洞は、龍泉洞入口の向かい側にある鍾乳洞で、昭和42年(1967)に発見されました。洞内から発見された多数の土器・石器などを中心に、洞穴学・地学・生物学・考古学等の貴重な資料や標本を展示した、世界で初めての自然洞穴科学館として公開されています。(岩泉町ホームページから)


一休みしてから、向かいにある龍泉新洞科学館に行きました。入り口通路にある看板(二カ所)に、洞内での禁止事項が書かれてありました。何とその最初が撮影禁止です。これにはがっかりですが、しばらくぶりに来たので目に焼き付けようと入洞しました。

更に内部にも、この場所は撮影禁止と大きく表示されていてまたまたがっかりです。ここの鍾乳石の様子は、純白に近い真っ白なフローストーンに覆われていて、もの凄くきれいで思わず息を飲み込むほどでした。通路の両側はアクリル板でガードされ、照明もかなりの明るさです。撮影できないので、ここで紹介できないのが残念でなりません。

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