観光シーズン前でもあり、ほぼ貸し切り状態に近い洞内に90分ほどいました。15年ぶりぐらいに訪れた龍泉洞でしたが、三原山コースなど新しい発見が沢山ありました。最初の方にも書きましたが、秋口から冬にかけての渇水期に再度アタックし、気に入った地底湖の写真を撮影しなくてはと改めて思います。
家に帰り画像処理をしながら気がついたのですが、洞内の照明による緑色のコケ類の多かったことでした。観光洞としては避けられない事なのでしょうが、あまりの変色にがっかりしたりもします。でもこれは仕方のないことですから、撮影するときもなるべくコケ類の無いところを選んでみました。いつも思うのですが、鍾乳石のきれいな見せ場で使用が出来て、コケ類の発生を抑えるような光源(色光)はないものでしょうか。
それにして、洞窟撮影に際してのストロボとカメラの組み合わせは素晴らしいの一語に尽きます。しかも、全部自動でカメラ任せです。暗い空間から、肉眼では確認できない鍾乳洞の美しさを写し撮ってくれます。以前のストロボとカメラの組み合わせでは、こんな事は偶然の産物でもあり、経験と熟練の積み重ねが無ければ出来なかったことを思い出します。改めてですが、現在のカメラとストロボのシステム機能に、「凄いなあ・・」と脱帽です。
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