4月2日午前中でしたが、恒例の春の互市に出かけてきました。春の時期でもあり、農家の皆さんがこれから植える野菜等の種苗が販売がされています。 また果樹の苗木等も売られていて、毎回思うのですが量販店等で売られている苗木よりも太くて立派な苗木なのです。10本束で売られている長いもの種、千葉県産の里芋、北海道産の馬鈴薯等がありました。 ここで目にしたネギ苗の販売です。一束500円で売られていましたが、売り手と買い手のやりとりが面白くて引き込まれてしまいました。 「これなんぼ・・」 「いっぱ500円」 「何本あるの?」 「100本ぐれーかな」 「みんな同じぐれーあるのか?」 「だいたいな、一つずつかぜたら商売になんねでば・・」 「ごそっと一束だ」 そばで見ていて納得ですね。おおざっぱに丸って一束なのです。多少の数の変動はあり得ます。意外と売れていたのは種馬鈴薯でした。「男爵いも5キロ」そう言って買っていく方もありました。
今回の発見はこのコーナーでした。なんと、春告げ花の代名詞でもある「ザゼンソウ」と「ミズバショウ」の株が売られていました。 思わず引き込まれた私です。昨年から、種子を採取し実生苗をなどと思っていたからです。「ザゼンソウは実生からは難しいよ・・、ミズバショウは簡単だけどね」とさりげなく話してくれた店主のご老人です。 「それと乾燥には弱いからね・・」、この一言で購入を断念です。それにしても地上部に比べて、地下根の数には驚きました。発泡スチロールの箱に入れてごっそりとありました。どこから持ってきたのだろう、きっと自分の山の湿原からだよなあとつぶやいていた私です。