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         高田松原クリーン活動


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打ち上げられた海草が気になる砂浜 1・・・それにしても何とも多い海草です。

高田松原海岸は、気仙川河口から東に2km以上も続く遠浅の砂浜です。夏の海水浴シーズンですと、砂浜がきれいに整備され海草だらけの状態ではないのです。

低気圧等の影響で海が荒れると、広田湾に面した砂浜に大波に乗って海草が沢山打ち上げられます。歌の文句ではないのですが、「今はもう秋、誰も居ない海・・」で波打ち際は打ち上げられた海草でびっしりでした。

私が入った場所は中央付近です。ここから1kmほど先まで、生徒さん達の運動着姿が見えています。

打ち上げられた海草が気になる砂浜 2・・・もくもくとゴミ拾いをする生徒さん達です。ずーっと向こうの砂浜まで居りました。 広い海岸の波打ち際で、黙々と清掃活動に頑張っている生徒さん達がおりました。手にはビニール袋を持ち、拾っているのは海草以外のゴミです。

元気な生徒さん達は、「こんにちは・・」と明るい声で挨拶をしてくれます。高田第一中学校全校生徒による奉仕活動の日とお聞きしました。

「全校生徒何人いるの?」
「三百人です・・」

広い海岸線に三百人の生徒さん達が散らばり、砂浜と松林の中のクリーン活動でした。行き交う生徒さん達からは、「こんにちは・・」と元気に挨拶され嬉しくなった私でした。

学校教育のねらいに、地域に生きる逞しい子供達の育成があります。その目標の一つに、地域を愛する心の育成があると思われます。広大な高田松原の自然の中で、伸び伸びと活動する子ども達を見ていてそう思いました。
逆光に映える生徒達 1・・・引率の教師と何を話しているのでしょうか。 ここからは西側の海岸の様子になります。午後三時を過ぎていましたので、太陽が西の山の方に移動し逆光状態になっていました。

クリーン活動をする生徒さん達は、背景の海に浮かび上がりましたし、沖には漁をしているさっぱ船が見えています。うーん・・、絵になるなと思いながら撮影していました。
逆光に映える生徒達 2・・・奥の方に気仙川の河口があります。 一番奥に山が見えますが、ここら辺が気仙川の河口付近です。やはり距離にして1kmほどありますが、ずーっと奥の方まで生徒さん達の姿が見えていました。

クリーン活動をしながら海辺に遊ぶ生徒さん達です。海岸に住む子ども達であっても、実際に漁業に従事している家庭の子どもは少ないと思われます。

幼少の頃ですが、高田松原の対岸広田で育った私の心には、雄大な太平洋の姿が原風景として残っています。無心になって遊び戯れている生徒さん達を見ながら、幼い頃の自分をオーバーラップしていました。