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         八幡平市・太古の息吹


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卵をゆでている様子を上から撮影しました。同年代のご夫婦から茹で上がった卵を頂きました。 太古の息吹の看板のある場所は、直径2m位の温泉と言えそうです。古ぼけた案内板には、93度の単純硫黄温泉で弱アルカリ性の高温泉です・・・と書かれてあります。側には川が流れているので、地下にある高温の噴気が水たまりに噴き出て温泉になると思われます。

今まで何回も通り過ぎていますが、温泉卵を作ったり実際に入浴するのは見たことがありません。側に行ったら、カゴに卵を入れていました。

「何分ぐらいかかるの・・」とお聞きしたら、「十五分ぐらいで出来ますよ」と言い、記念にどうぞと出来たての温泉卵を頂きました。
熱湯湯池の側にたたずむ女性、じっと茹で上がるの待っていました。そんな側にいて怖くないのかなと思います。 側まで降りてぐらぐらと沸騰する湯面を撮影しました。隣には若い女性お二人がカゴに入れて、じっと茹で上がるのを待っています。

考えてみると間違ってどぼんと落ちたりしたら、石川五右衛門ではないのですが釜茹で状態になります。くれぐれも気をつけて欲しいなと思いました。

小さい子どもやお年寄りが、何かの弾みでつまずいたら怖い場所でした。
目の前でゴボゴボと噴出する93度の熱湯です。間違って転げたら・・と思うと怖くなります。 高温の噴気が地下深くから出てきて、溜まった水を沸騰させています。玉川温泉の湯川のように流れていませんが、少々の流れがあるようでした。

ネットで調べると、この場からホースで湯を引き、川の水で温度調節をして入浴する方もいるようです。でも何も遮るものがありませんので、かなりの度胸と覚悟がいりますね。

この噴煙は水蒸気になり高く舞い上がります。ここまで来る手前からはっきりと分かりますので・・。
卵をゆでるカゴと吊す竹竿がありました。 柵の側を見たら、卵をゆでるためのザルカゴや竹の棒が何本かありました。よく知っている方がふもとから卵を購入し、この場所で休みながら温泉卵を作るのかなと思います。

太古の息吹とありますが、八幡平は有史以前の数十万年前に噴火活動を終え、地熱と噴気活動が残っている場所です。噴火して作られた山体は浸食されて平らになり、盾状火山(アスピーテ火山)言われる所以でもあります。

私達ほっづぎ家族は、山頂を越えて後生掛温泉の泥火山を撮影するのがねらいでした。