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        花巻市東和町・ミステリー坂


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ミステリー坂 1・・・ブレーキを解除するとそろそろと走り出します。坂の上に向かってですよ。 現場は、花巻市東和町の東側(遠野側)にある案内標識(小さくてよく分からないのですが)から、北側に山道を入った場所にありました。現場案内がはっきりしないので、かなり迷いましたが・・。

ここにある看板には、「車が下る上り坂」「ギアをニュートラルに入れる」「ブレーキを解除する」「あれー」・・」まさにその通りなのです。

車を止めた場所から見た坂の上は、間違いなく上り坂に見えます。私もここで案内板の説明通りにやってみたら、ゆっくりとですが車が走り出すではありませんか・・。
ミステリー坂 2・・・ペットボトルの水も流れ出していきます。上っていますね。 車が上ると言うことは、水を流せば坂の上の方に流れると言うことになります。と言うことで、用意していたペットボトルに入れた水を流してみました。

道路中央よりも左端が低いのか、左側に曲がったものの間違いなく上の方へと流れていきます。

重力の原則により、絶対に低い方から高い方へは車は進めません。もちろん水の流れとて同様です。花巻市東和地区支所には「何故ですか?」と質問があると言います。間違いなく眼の錯覚のですが・・・、詳しいことは分かりませんと答えていると言います。
ミステリー坂 3・・・空き缶はころころと転がっていきます。

交通量が少ないので、道路中央でこんな事をやってみました。空き缶を中央の陰の線に置き、ここで手を離すと車と違いころころと勢いよく転がっていきます。

意地悪ほっづぎ親父は、この場所にレベルメーターを置いてみました。間違いなく傾斜しており、空き缶んがころがり車が走り出すわけです。

たまたま通った車のドライバーも笑って見ていましたね。

※裏方てっちが撮影した空き缶の転がる動画を初めて利
  用してみました。こちらをクリックして御覧ください。

ミステリー坂 4・・・上から見ろした坂道の途中がヒントになります。

さて、ここでミステリー坂の正体を明らかにしてみたいと思います。この場所は、看板のあるところから坂を上り、ちょうど頂上の場所になります。ここから進むと完全に下りになります。

距離にして100m以上あるのですが、坂道の構造に種明かしがありました。下から坂を見上げると気がつかないのですが、看板の所から途中までは間違いなく下り坂になっていました。その境界付近にレベルメーターを置くと、表示は水平になっています。この場所からさらに車が上れば、本当のミステリー坂になります。

あんまり種明かしをすると、ミステリー坂愛好者に叱られそうなので触れません。種明かしは、上から見た坂道の構造にありました。