その後、恒例になっている綾里大権現の舞が披露されましたが、とても建設機械のバックホーによる演技とは思えない華麗な演舞でした。 さわやかな曲に合わせての舞で、見ている皆さんから「すごいーっ」の声が上がりました。何回見ても圧倒される場面です。巨大な獅子頭を自由に操る熟練技ですが、お話によると操作する後継者が居ないので今後の演技が危ぶまれると言います。郷土の誇る日本一の綾里大権現です。消え去ることがないことを祈ります。 演舞の後はおなじみの餅まきです。獅子頭の上に二人上がり高いところから餅がまかれましたが、カメラを首からさげていた私は手を伸ばせませんでした。
午後6時の出港まで、船体を岸壁につないで休んでいる様子を船尾から撮影しました。「にっぽん丸」には乗組員が200名、乗客が407名乗船していると言います。 船から下りた乗客は、岸壁駐車場で待つ観光バスに分乗し、岩手県内の観光地を訪れます。内陸の平泉方面や盛岡方面に向かうバスが4台ほど待機していました。 私にはほとんど縁がないのですが、のんびりとした豪華客船での旅は素敵だろうなと、いつも見ながら思います。