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         小岩井・真冬の一本サクラ


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ウソ食害対策中と書かれた看板と後ろに見える一本サクラ。 あいにくの雨上がりで、バックの岩手山は雲の中でした。いつも撮影する場所に入ったら、目の前に大きな立て札がありました。

二年ほど前ですが、肝心の開花期には花芽が鳥害にあい、開花はポツリポツリの状態であったことを思い出しました。花芽をエサにするのが「ウソ」と言う野鳥です。

鳥達も花芽を食わないと生きてはいけませんので、いかにして食われないようにするかが人間の知恵になります。
アップで見た一本サクラ。 おきまりの撮影場所から見た、現在の一本サクラの様子です。まだまだ固い花芽の中にありますので、今年の開花の様子等については予想も立ちません。

以前この場所で見たのは、木の枝にリボン等の吹き流しが付けられていました。私の近くの北上市展勝地の桜並木も、「ウソ」の花芽が食われてしまうことがあります。

昨年末の大雪の日でしたが、雪が積もったサクラの木を撮影したときのことでした。業者の方が数本置きに模型の「フクロウ」を立てていました。目的は、「ウソ」から花芽を守るためだよと教えてくれました。
新しく設置された横断歩道と標識です。

道路には雪がありませんが、シーズンに解放される駐車場はがっちりの積雪で入られません。長靴を履いてはいましたが、すっぽりと埋まってしまいます。

今はほとんど車の通行がないのですが、開花時期になるとこの場所は都会並みの大混雑になります。現場には、道路上の駐停車が禁止と書かれてあります。

左側の駐車場から道路を横断する場所に、新しい横断歩道が設けられ標識が立っています。昨年九月に設置されたものでした。この場所でかなりの事故があったと言いますから仕方ありません。

一本サクラを撮影する場所 この場所が一本サクラを撮影する場所です。50m位しかない限られた場所ですが、道路脇にあるフェンスに三脚を縛りロックして場所取りをする方があります。

撮影ポイントはここだけですから、お気に入りの場面を撮影するには天候条件や雲の様子、そして岩手山の様子がポイントになります。また、カメラの高さにも限度がありますので、高い三脚を使用して好みのアングルを見つかるしかありません。

5月の開花前後はかなりの人出で賑わいます。毎年訪れて撮影していますが、今年はどうなりますか・・。