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location:uchinome.jpトップ>ほっづぎある記>2010年ほっづぎある記>二戸市・似鳥のサイトギ(ダイジェスト版) |
サイトマップ |
二戸市・似鳥のサイトギについて サイトギと言うと、蘇民祭で見られる迫力ある「歳戸木、歳燈木」と呼ばれる井桁に組んだ木の櫓のことを思いだします。似鳥地区の「サイトギ」は、旧暦1月6日(今年は2月19日)に行われる似鳥八幡神社例大祭での占い行事です。「サイトギ」と呼ばれる雑木を境内に組み燃やします。水垢離で身を清めた男衆が長い棒を手にし、燃え上がる井桁の木を思いっきり叩くと火柱と火の粉が高く舞い上がります。その時の煙や火の粉の流れる方向によって、地域に冷害をもたらす「ヤマセ(寒気を伴った風)」の有無を判断します。 また、例大祭一週間ほど前から「オコモリ」と称する五穀入りのご飯を柱状に凍らせ神殿に置き、「おこもり」の崩れ方や虫の付き方によって作柄を占ってきたと言います。これらのしきたりは、記録によると四百年以上前から当地域で続いていると言います。ここで言うサイトギとは、これらの行事の総称であると言います。 今回は私もサイトギを最重点に置き訪れてみました。似鳥八幡神社は集落北側の小高い山の上にありました。「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に答申されたという記事を見て、私を含めた沢山の方々が訪れて賑わっていました。 このページはあくまでもダイジェスト版です。かなりの画像を記録しましたので、後日になりますが詳細をまとめてみたいと思います。 |