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location:uchinome.jpトップ>ほっづぎある記>2010年ほっづぎある記>奥州市南都田・角塚古墳ライトアップ |
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角塚古墳とは・・・ 北上川中流域、北上盆地のやや南寄りに位置し、西から合流する支流胆沢川の形成した胆沢扇状地の標高約76メートルの低位段丘上に立地する。 昭和10年代より地元研究者が埴輪の出土に注目しており、昭和20年代には広く紹介されて、1947年(昭和24年)には前方後円墳と確認され、日本列島北端に位置する本格的な前方後円墳として注目されていた。1957年(昭和32年)には県指定史跡となった。 規模・形状・・・ 前方部は南を向き、後円部にくらべて前方部が低く短くなっているのが特徴。前方部の長さ約16〜17m、欠損部分の推定も考慮して前端の幅がおよそ20m、くびれ部分の幅が約13m、高さ約1.5mと復原されている。 周濠は後円部周辺が幅約10m、前方部で約3mと狭くなり、全体としては馬蹄状をなす。平面形が前方部に向かってすぼまっている。 出土遺物・・・ 後世の植栽と考えられるが、後円部には大きな一本杉が植えられており、その形状はまるで鍵と鍵穴のようである。この古墳の別称を「一本杉」という。本古墳は、造営にあたっての計画性が認められ、本格的な築造がなされたものである。 岩手県域にあっては、この古墳を除外すると他はすべて末期古墳であり、本古墳以南の地域においても約70km南の宮城県北部の大崎地方まで前方後円墳等の存在が認められないだけに、その際だった立地が注目されている。 小夜姫伝説・・・ |