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      花巻市石鳥谷町・八日市ひなまつり


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廊下にあった端切れのポスター。

2月11日から3月3日まで、花巻市石鳥谷町大興寺・八日市いきいき交流館でひなまつりが行われました。今年で第六回目になるのことですが私は知りませんでした。たまたまでしたが、同じ石鳥谷町にある「たろし滝を」撮影するために訪れたときでしたが、道路脇にピンクの幟が立っておりひなまつりと書かれてありました。

たろし滝訪問の帰りと、しばらくしてから再度訪れたのが「八日市ひなまつり」でした。ここでは、ほっづぎ内容ですから4コマしか紹介できませんが、私の心に残った作品を紹介します。


花巻市では大迫町の「宿場の雛まつり」が有名ですが、知る人ぞ知る・・穴場の「ひなまつり」それは「八日市ひなまつり」です。地元の女性グループによる手作りの「つるし雛」が展示されます。その他に、おばあちゃん達や女性団体が一冬かけて作った手芸も展示・・。どうぞごゆっくりご覧下さい。

今年の展示は・・・

つるし雛、つるし飾り 60基。水玉のつるし飾 50本。鶴 200羽。さるぼぼ 200匹。駒犬、春駒 50個。飾り扇50枚。特大変わり七宝まり、花飾椿、手作りおひな様・・・その他多数展示。(※会場で戴いたしおりから)


ずらりと並んだ犬張り子です。 犬張り子の並びから・・・

犬は安産の象徴、沢山の子宝に恵まれますように。

会場に入って一番先に目に入りました。二段に並んでいた数多くのわんこちゃんです。画像から数えてみたら、大小併せて45体以上ありました。
可愛い三番そう 三番そう・・・

五穀豊穣を願い、またお祝いの時に舞われる舞のこと。


段飾りの三人官女に例えてみました。実際の三番叟は一人で舞います。
野菜の縫いぐるみです。

野菜の縫いぐるみというのでしょうか、野菜の名とそれぞれの持ついわれが説明されています。

栗・・・やりくり上手な人になって下さい。
たけの子・・・すくすくと真直ぐに育ちますように。
れんこん・・・世の中を見通せる人になって。
かぶ、大根、人参・・・病気にならないように。
なす・・・物事を成す成しとげる。

三組のつるし雛 つるし雛・・・

つるし雛は、直径40センチ前後の紅白の輪に七本の赤い糸がつるされ、その一本一本に7個の人形、全部で49個の人形が飾りつけられます。

なぜ49個かというと、一説には男性の人生はわずか50年、女性は一歩下がって49年と言われたことから、この数になったと言われています。(※資料から)


会場狭しと下げられていた物の中からです。数えてみたら一本の糸に7個ありますのでなるほどでした・・。

                       お礼・・・

今年も八日市地区コミュニティーセンター会議のご支援とご協力により、第6回目となる「八日市ひなまつり」を開催することが出来ました。地域の皆さまの応援と家族の支えによって私達は頑張ることが出来ました。皆さまには感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

今年の見所は勿論、天井いっぱいに吊された吊し雛ですが、七宝まり・鶴・さるぼぼ・そして婦人会他50人の飾り扇等々飾り方を工夫し、色の楽しさ、豊かさをまずは自分の目で見て楽しんで、少しでも心が温かくなれば幸いです。

私達の展示会に来ていただきあらいがとうございます。皆様の笑顔に出会うことが一番の喜びです。

(※会場で戴いたしおりから)