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            飛鳥U寄港


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湾口から姿を見せた飛鳥U 正式な入港(接岸)時刻は午前十時ですが、九時十分頃には巨大な船体がそこまで入ってきていました。今まで何回も先代飛鳥を見てきましたが、湾口から姿を現し接岸するまでのドラマが見応えがあります。

飛鳥Uの後方に、大漁旗を飾った歓迎の漁船(10トン級)が見えますが、超巨大な飛鳥Uと比べると本当に可愛い小舟になります。

晴天ならば青空に白い船体、そして青い海との対比が素晴らしいのですが、今日はあいにくの曇天で背景に船体色が沈みがちでした。
でっかい船体 とにかくでっかい船なのです。船と言うよりも、大きなビルデングというのがぴったりです。いつも見て思うのですが、こんなにでっかい鉄のかたまりがどうやって浮かんでいるのだろう・・、本当に素朴な疑問であり感想です。

手元にある資料によりますと、全長約241m、全幅約30m、総トン数約5万トンです。乗客定員は約720名で、乗組員が約450名とのことでした。

喫水線から下に8mとありました。その換算で行くと、マストの先端部まではおよそ37mぐらいになります。
船首から 岸壁に接岸し、ロープで係留された船体先端部からの眺めです。接岸時にあれれと思ったのは、今までは巨大な船体を4隻のタグボートで押していました。今回のタグボートは、船尾付近に1隻のみです。

おかしいなと思って資料を見て納得です。接岸用のバウスラスター(自在回転スクリュー)が2基あり、自在に方向を変えることで、巨大な船体をゆっくりと移動することが出来ます。

それにしてもロングノーズの船首でした。
船尾から 船尾からの眺めと、横にいるタグボートです。船尾には大きな文字で、船名・飛鳥U、船籍港・横浜と書かれてあります。

去年八戸港で見た、地球観測船も同じぐらいの大きさでした。今の大型船は、ディーゼルエンジンで発電し、スクリューをモーターで回転させるシステムのようです。

こんな豪華客船に乗り、足の向くまま気の向くまま、時の経過にとらわれず、世界中に行けたらいいなあと、夢のまた夢を見るのは私だけでしょうか・・。

野々田埠頭では、飛鳥Uの初入港を歓迎し、大船渡市をあげて歓迎ムード一色でした。