2006年ほっづぎある記に戻る


           五郎沼の古代ハス


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 ほっづぎある記 心のオアシス  

location:uchinome.jpトップ>2006年ほっづぎある記>五郎沼の古代ハス

 サイトマップ


群生しているハスの花とつぼみ

紫波町日詰の国道4号線近くの五郎沼で、咲き始めた古代ハスです。これから咲き出すようで、つぼみが沢山見られました。(07.17 撮影)

この古代ハスは、中尊寺から株分けされました。当時五郎沼に咲いていたハスの種子が、中尊寺金色堂内にある泰衝の首桶から発見され、九百年の休眠から目を覚まさせ発芽させたものです。

可憐なハスの花 可憐なハスの花ですが、900年前の池に咲いていたものと変わらないと言われます。
散りかかっているハスの花 一週間後、以前より咲き誇っていることを期待して訪れましたが、開花がままならずさっぱりでした。おまけに、最初に開花した花がすっかりしおれており、ハスの実が熟し始めていました。

考えてみれば、この一週間天候が思わしくなく、低温と日照不足でしたから仕方ありません。まだまだつぼみが沢山あるので、近い内に一斉に開花すると思われます。

今日も見学に来ている方が結構ありましたから・・。
ハスの実と種子の先端 ハスの実の様子です。上部から見える突起は、ハスの種子の先端であり、ここでは24個ぐらいの種子が作られていました。

この熟した実からとった種子が、900年後に発芽させることが出来るのでしょうか・・。