2006年ほっづぎある記に戻る


          遠野市宮守・稲荷穴


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 ほっづぎある記 心のオアシス  

location:uchinome.jpトップ>2006年ほっづぎある記>遠野市宮守達曽部・稲荷穴

 サイトマップ


稲荷穴鍾乳洞の入り口の様子 駐車場から細い道を進むと、鳥居と階段が見えて来ました。道路脇には、水を運ぶための一輪車がおかれてあります。名水を求めて多くの人が訪れていますので、その人達のために運搬用の一輪車が置かれてあるわけです。

雨降り寸前の空模様でしたので、スローシャッターになり撮影は大変でした。稲荷穴鍾乳洞と看板があり、簡単な解説が書かれてありました。以下は看板からの転記です。

この稲荷穴は、村の東北部に位置し、入り口付近は北に向かっているが全体として東西方向に発達し、奥行きおよそ1,000mの洞内は変化に富み、コウモリなどが生息している。
入り口隣にある取水場所

洞窟入口左側に、取水用のパイプがありました。水の出口が二カ所あり、水面よりかなり高いのですが吹き出すように出ていました。この様子からすると、取水口は奥の高い所に有ると思われました。

私ものどが渇いたので、ここでたっぷりとのどを潤しました。今日は誰も居ませんが、行列が出来るくらいに混み合うこともあるとのことです。

入り口から中を撮影してみました

鍾乳洞マニアの私は、洞窟の入口から内部の様子を撮影してみました。つるつるのひだ状に浸食された石灰岩が見えていますし、入り口の下には白い石灰岩が転がっていました。

また、流れの底にはきれいな砂と小石があり、水量もかなりのものと見受けました。この奥には、鍾乳石などがあるのでしょうか・・。

入り口から大型のストロボを使い、構えて撮影してみたい気もします。右下の黒い部分が取水用のパイプで、洞窟奥の方に伸びていました。

清流のワサビ栽培ハウス この清流の水を利用して、ここから下流で根ワサビの栽培がなされています。宮守・達曽部のワサビは、東北随一の産地として有名です。

時期的に遅かったこともあり、きれいに成長したワサビの様子を見ることが出来ませんでした。改めて名水を汲みながら、初夏の頃に来てみたいものです。

鍾乳洞マニアにとって内部の様子が気になりますが、ここは観光洞でもありませんし、飲料水を汲みに来る皆さんのことを思うと、探検ツアーなどが企画されない限り無理だと思われます。