神社境内にひっそりとあったお地蔵さんです。かなりの年代物のようで、離れて見ないとないとよく分かりません。そばにあった説明を読んでみて納得でした。
おもかげ地蔵尊
この地蔵尊は南部家の江戸屋敷に祀られ、「おもかげ地蔵尊」と呼ばれていました。
7000人以上の犠牲者を出した安政の江戸大地震の時、盛岡藩江戸屋敷も全壊したにもかかわらず、地蔵さまのおかげで死者・けが人も少なく、特に子ども達を守り災難から逃れたと、それ以後も大切になれてきました。
いつの頃からか不明ですが、盛岡市北山の南部家菩提所聖寿禅寺の境内に移され、本堂の入り口に静かに祀られてきました。(※案内説明板から) |