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       釜石冬の味覚・大御歳暮市


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何故か売り切れの札が目に付きますね。 釜石市JR釜石駅隣のシープラザの中には、大漁旗を飾った魚貝類の店の他に、釜石地区の加工品を並べた店や、周辺地区から出店した店が並んでいました。

釜石の地酒コーナー、海苔や若布等の海藻店、遠野の味噌醤油店、鹿角市の刃物店、米沢の牛肉店、ダンゴや大福、甘栗SHOP、発泡スチロールの箱だけ売る店等々が並んでいます。

初日のお昼頃でしたが、売り切れの札が沢山出ていました。まだ始まったばかりなのに、そう思ったのは私だけではないと思います。
いろいろな大きさの新巻鮭です。 今が旬の新巻鮭です。1kgあたり1000円が相場であり、3〜4000円ぐらいの値札が付いていました。

しかし、新巻鮭を並べていたのは二軒ぐらいだったでしょうか。ちょっと淋しいくらいでした。明日の日曜日に向けて、ストックしていたのかなと思ったくらいです。
人気ラーメン店が二軒、多くの人で賑わっていました。 意外だったのは銘水コーナーでした。当然仙人秘水と思っていましたが、よく見たら隣の橋野地区にある鍾乳洞の銘水となっています。これは新発見でした。

いろいろな出店があったのですが、ここでは私の好みで魚貝類を扱っている店だけを紹介しています。

人気ラーメン店が魚貝類店の隣に二軒ありました。一番売れていたのがラーメンではないのですが、ホールの中央に机と椅子が置かれ、昼時でもあったためか押すな押すで賑わっていました。
1kg入りの未処理アワビの肝「冷凍としろ」です。

事前の宣伝を見て、うーん行かなくてはと思ったのがこの商品です。ちらりと名前が見えていますが、アワビの肝で当地では「としろ」と呼ばれる珍品です。

人によってかなりの好みもありますが、アワビの肉よりもこっちの方が美味しいと言う通の方が多いのです。私も長年海岸で暮らしていたのですが、あまり好きになれずに食べなかったのですが、どんな変化があったのか大好物になってしまいました。

しかし、いつでも手に入るものではなく、12月頃になってアワビの「口開け」があって、生の肝である「としろ」が市販されるのです。なになに・・、お前は酒飲みになったのかなと言う声が聞こえそうですね・・。