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ガラス窓のアマガエル
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カエルと言えばトノサマガエルやヒキガエルが一般的ですが、家の窓ガラスにへばりついて捕食するアマガエルにはあまり関心をもたなかった私です。先頃のことですが、家の周辺の片付けをしていたら突然の大雨になり慌てて家に入りました。窓ガラス越しに外の様子を見ていたら、目の前でもそもそと動くものがあります。なんと、ガラス窓にへばりついていたアマガエルでした。 ふつうのカエルは繁殖期の夜に鳴くが、ニホンアマガエルは「雨蛙」の和名のとおり、雨が降りそうになると繁殖期でなくとも、昼間でも鳴くのが大きな特徴である。この時の鳴き声は「雨鳴き(あまなき)」「レインコール」などとよばれ、繁殖期の広告音と区別される。(※ウイキペディアより) |
獲物をねらう・・・ カエルは水辺にすむものと思われがちだが、ニホンアマガエルは樹上での生活に適応していて、水辺の植物の上や森林などに生息する。春から秋まで活動し、冬は温度差の少ない地中で冬眠する。 皮膚はつるつるした粘膜におおわれるが、この粘膜からは体を細菌などから守るため毒が分泌されている。手で触る分には問題ないが、傷ついた手でさわったり、さわった手で目や口をこすったりすると、激しい痛みを感じ、目に入った場合は失明することもある。 黄色い花の上や中に居たために、黄色がかなり強調されています。じーっと動かないで飛んでくる虫を探し、大きな目がくるくるします。愛嬌があり可愛いのです。しかし、飛んできた虫達には恐ろしい瞬間が待っています。側に来ると、舌がペローンと伸び出して一瞬で口に入ります。可愛いのですが、これも生きるための瞬間なのです。 |
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ガラス窓で見たアマガエル・・・ ガラス窓に張り付いて飛んでくる虫を待つ姿、夜に窓ガラスを探せば見つけることが出来ます。アマガエルが動き回ると、ガラス窓がべたべたと汚くなってしまいます。何気なく見ていたのですが、アマガエルの裏側から見ることはあまりありませんので60mmマクロレンズを使って接近してみました。 |
食性について・・・ 肉食性で、小さな昆虫類やクモ類を捕食する。動いているものに反応するので、死んだものや動かないものは食べない。捕食するときは飛びかかりながら短い舌で獲物を押さえつけ、次の瞬間には大きな口で獲物をくわえる。大きな獲物は眼球をひっこめ、眼球の裏側で口の中の獲物をのどの奥に押しこんで呑みこむ。夜には人家の窓や自動販売機の照明前にも現れ、明かりに集まる昆虫を捕食する姿が見られる。 学生時代にヒキガエルの子どもを飼育したことがあります。目の前にハエを置いても飛びつきませんが、側から息を吹きかけてハエを動かすと、敏捷に動いてきて舌をひょいと出してハエを巻き込んで食べます。また、田んぼでのトノサマガエル捕りは、トンボにをテグス等を結びカエルの前に動かしてやると、面白いように飛びついて捕まることが出来ました。 |
忍者のような動き・・・ 四肢の様子にも書きましたが、指先の先端部が丸い吸盤になっています。先端部が吸盤ですから、ぺたっとくつけて中の空気を吸い出せば平らな場所であれば吸い付きます。このような動作で垂直になったり逆さになったりと、自由に体を保持できます。 よく知れれているのが「ヤモリ」や「カメレオン」です。「ヤモリ」はどこにもいると言いますが、古屋でもある我が家では見たことがありません。千葉に住む弟からは「何処にもいるよ・・」と言われますが、どうなっているのでしょうか。なんとかみつけて観察してみたいものです。 |