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       釜石市・橋野産直にある水車


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2007年10月中旬のことでしたが、遠野市から笛吹峠を越えた場所にある橋野高炉跡を撮影した時があります。この道路は、我が家が陸中山田町に住んでいた頃(昭和40年代)によく走った道でした。橋野高炉跡を撮影した帰り、鵜住居まで走ったときに見つけた橋野地区の産直側にありました。

撮影記録には水車の詳しい内容が見あたらないので、ネットで調べてみました。産直のある場所は「どんぐり広場」と呼ばれる産直施設と、一段下がった東側には東屋があり新築された茅葺きの水車小屋がありました。

水車小屋と東屋 新しく整備された水車小屋と東屋です。水車の水は山から引かれた沢水だと思われます。水車を廻した水は水路になって手前に流れてきます。

整備された水辺の公園とも言える場所であり、周辺の山々の雰囲気に合った落ち着きを見せていました。見学に来る方もかなりあり、人影が切れた時をねらって撮影しました。
水車の正確な大きさは不明ですが、直径3m程ある水車が回転しています。木製の水路から流れ落ちる水量は多くはないのですが、常時流れ落ちる水流で巨大な水車がゆっくりと回っていました。

下の画像は、水路から落ちる水の様子と水車の回転部分の心棒(軸)の部分です。

水車の右隣は作業小屋でしたが、鍵が掛けられて中の様子を見ることは出来ませんでした。多分、空回転だと思われます。
水路から落ちる水の様子 水車の回転部分の心棒(軸)
回転する水車の全体です 回転する水車の全体です。そんなに多くはありませんが、水しぶきも見られました。水量が多くなりもっと勢い良く回転すると、防護柵等がなければもの凄く危険になると思いました。

もし水車が止まっていれば、この程度の水流では回転はしないと思われます。しかし回転し始まると、巨大な水車の構造から見て慣性力があり、この程度の水流でも回転が継続するのだなあと感心しました。

再度書きますが、回転する水車に触れたら危険です。小さな子どもや不用意な人のためにも、中に入られないような対策が必要です。あれから二年経過していますので、すでに対策は取られているのかも知れません。
東屋の休憩台の上から眺めた水車小屋 東屋の休憩台の上から眺めた水車小屋です。のんびりとした雰囲気と、絵になる眺めに見とれながら撮影してみました。

ちょっと遠いのですが、機会があったらまた訪れてみたいなと思います。