カッパ淵〜蓮池川水域・・・ カッパ淵及び蓮池(はせき)川水系は、農村集落を流れる小川の美しい農村景観である。カッパ淵は、カッパの民話が多い遠野のイメージを象徴する場所として、遠野の代表的な観光地となっている。 遠野市土淵地区に、曹洞宗の古刹である常堅寺があります。古くから寺が火災に遭ったとき、裏の小川に住んでいた河童が消火を手伝ってくれたという伝説があり、遠野のかっぱ名所になっています。 河童は、日本古来から伝わる想像上の生き物(?)ですが、鬼や妖怪と違って人間くささがある想像上の生き物です。各地に伝説が残っていますが、人里近くの川に棲み、川を訪れる人や農耕馬にちょっかいを出す愉快な生き物でもあります。 2007年のNHK朝ドラの撮影場所でもあり、観光シーズンには歩行者天国並みの人出で賑わったようです。常堅寺の山門をくぐったところに祠があり、ここにはかっぱの姿に似せた狛犬があります。 遠野市には土淵のカッパ淵のほかに、松崎地区に太郎淵というカッパが住んでいると言われる場所があります。まだ訪れては居ませんので、後日出かけ見ようかなと思います。 ※この部分は、2007年のほっづぎある記から転記した内容です。
普通の狛犬ですが、側で上から見ると頭の上が平らになっていて凹んでいます。これは向かって左側の阿形のかっぱ狛犬です。 常堅寺は延徳2年(1490)に開山された曹洞宗の古刹である。「昔、寺が火災に遭ったとき、裏の小川(カッパ淵)に住んでいた河童が消火を手伝ってくれた」という。 その由縁から、頭上に水の溜まる窪みのある一対の狛犬が、「カッパ狛犬」と呼ばれて置かれている。 (※ネット資料から)