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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>2007お花見アラカルト>奥州市江刺・明治記念館 |
サイトマップ |
江刺区岩谷堂の中心を流れる人首川の東側に、赤い屋根と時計台風の建物があります。現在は明治記念館と呼ばれ当時の資料等が展示されていますが、明治8年に開院した岩谷堂共立病院、大正初期から昭和34年頃まで岩谷堂町役場として使われてきたと言います。 |
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高台に立つ明治記念館遠望、駐車場は坂を登った右側にあります。記念館の周囲はきれいに整備され、川の畔を散策できる場所にもなっています。 |
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正面から見た明治記念館です。3階建てのようにも見えますが、柵のある展望台が4階になり、その上に塔屋を乗せた構造になっています。 |
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館長のYさんのご厚意により、4階の展望台に上がり周囲を見回してみました。下を流れるのが人首川の清流で、丁度南側になります。 Yさんのお話ですと、今日この場所に90歳の女性が登ったと言います。階段とは言えもの凄い急斜面であり、掴まらないと怖い階段です。 |
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北西の方向を眺めましたが、正面にあるのが岩谷堂小学校です。 |
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正面から見て右端に、釣り鐘がありました。 木の間から見える大きな建物は、江刺区の市庁舎ですし、その左側にあるのが江刺第一中学校です。この中学校には、明治記念館の塔屋をモデルにした部分があります。 |
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鐘を上に入れて南側を撮影してみました。 この鐘にまつわる、戦後のラジオドラマ、菊田一夫原作「鐘の鳴る丘」について紹介してみます。私も小さい頃にラジオから流れる「とんがり帽子」の歌ははっきりと覚えています。(以下の文章は頂いたしおりからです) 「鐘の鳴る丘」は信州を舞台に展開するが、生前の菊田は「モデルはない、登場人物も存在しない」と語っている。 故菊田一夫の長女、入江伊寧子さんは、劇中や主題歌に登場する<緑の丘の赤い屋根>のモチーフは、岩手県江刺市であると、次のように語っている。 「1945年3月、一家は江刺市の旅館の離れに疎開した。その旅館から小川を隔てた丘の上に、とんがり帽子のある洋館があったんです」 この洋館が、江刺市南町の明治記念館。ここに平成8年8月8日、「とんがり帽子」の歌碑が建てられた。 明治記念館については、後日紹介してみたいなと思います。 |