私の中学生時代からの遊び場所でもある展勝地は、大正9年(1920)、元黒沢尻町長の故澤藤孝治氏が中心になり「和賀展勝会」を設立し、桜の植栽事業を行い開園したと言います。春のお花見とヒメギフチョウ、夏の登山、秋のクリ拾い、冬のスキー場等々、想い出が沢山ある場所でもあります。
今年の桜の開花は本当に遅く、しかも晴天に恵まれずがっかりしていましたが、4月27日にしばらくぶりの晴天に恵まれました。朝7時に家を出て駐車場に入りましたが、思いは同じ人々が多かったように思います。しかも、他県ナンバーの車が目立ちました。あまりにも見慣れている展勝地の桜ですが、きれいな桜を撮影したくて出かけてきました。
北上展勝地とその周辺
悠然と流れる北上川の河畔にある北上展勝地は、東北有数の桜の名所として知られ、「さくらの名所百選」「みちのく三大桜名所」に数えられています。珊瑚橋から2キロにわたる桜並木の他にも、約150種の様々な桜が、展勝地公園内293haに1万本あると言われ、4月中旬ごろに咲き始めるソメイヨシノから5月上旬のカスミザクラまで美しさを競います。
豊かな樹木と景観に恵まれた展勝地は、春の桜やツツジから秋の紅葉、冬には北上川に白鳥が飛来し、四季折々の散策を楽しませてくれます。公園内は、みちのく民俗村、サトウハチロー記念館などの見どころが多彩で、北上の観光の拠点となっています。(※北上市のHPから)
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