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      2014年末・異常天候の日本列島


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12月17日の荒れた天気・・・

12月17日の発達した低気圧の影響により、日本全国が大陸からの寒気の流れに被われました。気象衛星ノアから送られてくる日本列島雲の様子を毎日見ていますが、列島全体がすっぽりと被われる寒気の吹き出しの様子は初めて見た感じがします。きれいな縞模様の雲の流れ、この下では強風や大雪(豪雪)に見舞われているはずです。

昨年悲惨な雪の事故が相次いだ日本列島、数年に一度の・・と言う書き出しで報じられる天気予報は今まで聞いたことの無い新しい表現です。命に関わるほどの強風と豪雪、「用の無い方は外出を控えてください」こんな表現の天気予報が今までありましたか・・?。

大型台風が上陸した時ならともかく、映画の出来事のような気象現象が現実のものとなった時、地球の天候がどうなっているのか、不安になるのは私だけでは無いと思われます。地球規模で見舞われている異常気象、異常気象という表現はめったに遭遇しない場合を言うのであって、毎年同じような現象が繰り返し生じるのであれば、明らかに地球規模での天候異常と言えるほど大変な事態であると言えます。

下の二枚の画像は、ノア気象衛星がうまい具合に日本列島の真上を通過した時の画像で、通過終了時刻が13:27でした。北海道東部に渦が見えてますが低気圧の中心地であり、そこから南に伸びる雲の帯が寒冷前線になります。

二枚の画像を同じ場所で切り取りましたが、微妙なずれがあると思われますがご容赦ください。

                                                     (2014.12.19 作成)

赤外画像での様子 赤外画像より

リアルさを求めた赤外画像であり、生のデータになります。

晴れている時は日本列島の姿も分かりますが、寒気の流れに被われ見えなくなります。

この画像では、晴天域が房総半島と伊豆半島付近だけでしょうか。

白い雲の流れの下にある陸地が何となく分かります。
疑似カラー画像、陸地の境界線と緯度経度の線が書き込まれています。 疑似カラー画像

画像処理の段階で疑似カラーと、陸地の境界線と緯度経度の線が書き込まれています。

北海道全域と日本海側の大半が白い雲に被われています。もしかすると、かなりの雪が降っていると思われます。

北海道の北東側、オホーツク海に低気圧の中心があり、そこから寒冷前線が南の方に延びています。

東北地方に黄色の十時がありますが、その地点が私の生活している岩手県南部です。