ドキュメントに戻る


     国際宇宙ステーション・きぼうの軌跡


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント

location:uchinome.jpトップ>ドキュメント>国際宇宙ステーション・きぼうの軌跡

  サイトマップ


国際宇宙ステーション・きぼうの軌跡・・・

思いつきに近い動機になりますが、ネット検索をしていて「 国際宇宙ステーション・きぼうの軌跡」を撮影したページを拝見しました。ページを見ていたら、私も撮影したくなったのが「 国際宇宙ステーション・きぼうの軌跡」の撮影でした。
ここでは、国際宇宙ステーションの略称「ISS」を使用することをお断りします。

かなり以前のことですが、同じような人工衛星の軌跡撮影を試みましたがうまく出来なかった事もあり、それ以後手を出さないでいた分野でした。今回参考にした撮影手順や肝心のISS飛来の軌道要素は、JAXA提供のHPから引用しています。

撮影出来たのはまだ二回目ですからうまくいかなくて当然ですが、マニュアル通りに撮影するとそれなりに画像として見られる状態になりました。「ISS」が飛来する時間帯と、西の空に飛行物体がきれいに見られる条件の下、機会が許せば今後も撮影してみたいなと思っています。
                                                       2015.12.29 作成



JAXAHPに公開されている内容・・・

入門者対象に記事がありますので参考までに転記しました。

1.準備するもの

  カメラ
  デジタル一眼レフカメラ、デジタルコンパクトカメラ、フィルム一眼レフカメラのいずれでも良いですが、以下の機  能のあるものをご使用下さい。
  長時間の露出が可能な、B(バルブ)もしくは、T(タイム)機能のあるもの
   B、Tの機能はないが、5秒前後以上の露出が設定可能なもの
   レンズの絞りを開放に、ピントを無限大に設定可能なもの

  レンズ
  標準、広角のレンズ(望遠レンズは使用しない)
  なるべく明るめ(できればF4より明るいもの)のレンズ
  ズームレンズの場合は、なるべく広角側に設定

  ISO感度・・・ISO400〜1600程度

  三脚・・・カメラを固定するためのもの

2.いよいよ撮影

  ・ カメラを三脚にがっちりと固定する
  ・レンズの絞りを開放に、ピントを無限大に設定する
  ・露出をB、またはTに設定(B、Tのないものは露出を5秒以上に設定)する
  ・「きぼう」/ISSが最も高く通過する位置にカメラを向ける
  ・「きぼう」/ISSが見え始めたら(見えている間)シャッターを開く
  ・「きぼう」/ISSが見え終るとシャッターを閉じる


実際にISSがほぼ予報時刻と方角から見え始める時は、かなり興奮します。夕方とは言え、まだ周囲がかなり明るいこともあり星の輝きは見られません。そんな中にあって、光が見え始めたなあと思うとまたたく間に大きく明るく光る星が動いて見えます。その上、動きがかなり速いので、あれっ飛行機かなと思えるほどです。

興味と関心のある方は是非一度、夕方の西の空を見て下さい。早朝でも良いのですが、今の時期は寒いので私は自信がありません。

10_23 1  2015_10_23・・・

18:02   西北西  10°
18:05   西南西  56°
18:07   南南東  23°

焦点距離  23mm
絞り     f 3.5
感度     ISO 1250
シャッター  4秒マニュアル

以上は私の撮影データです。最初はマニュアルでシャッターを設定したので、かなり時間にずれがあり写り込む長さにむらがありました。

10_23 2 10_23 3
10_23 4 10_23 5
10_23 6  
10_23 7 10_23 8

12_24 1 2015_12_24・・・

17:04   北西   11°
17:07   西北西  78°
17:10   南東   14°

焦点距離  18mm
絞り     f 3.5
感度     ISO 1000
シャッター  6秒固定
  
二回目は、シャッターはカメラで6秒に設定し、見ながらレリーズを押すだけでした。仰角が頭を越えていくので、カメラを三脚毎持って移動する始末で慌てました。

12_24 2 このままの方向にどんどん上がっていきます。一番高いところで78°ですから最初の設定場所では入りません。
12_24 3 12_24 4
12_24 5 12_24 6
12_24 7 天頂部分を通り過ぎて南東の空で消えていきます。慌てて場所の移動をしましたが、木の枝の中に消えていきそうです。
12_24 8 真っ直ぐ下の方向へと移動です。この方向が南東です。
12_24 9 二回目は、何となくまとまった姿に撮影出来ました。疑問に思ったのが軌跡の光のぶれでした。6秒間の露光中、私はカメラに触っていませんが、微妙な動きがあるのかもしれません。

天空のどこに位置しているのか、星座をほとんど知らない私のウイークポイントでした。

国際宇宙ステーション(ISS)とは・・・

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。その大きさは約108.5m×72.8mとほぼサッカー場ほどの大きさとなり、質量は約420トンにもなります。

ISSは地球1周約90分で自由落下しながら回っているため、その中は地上の100万分の1ほどの重力しかありません。また各種の宇宙放射線が降り注ぎ、ISSの周りは大気がほとんどがありません。

こうした特別な環境を利用して、宇宙での実験・研究や地球・天体の観測などを行うプロジェクトが国際宇宙ステーション(ISS)計画です。
                                                           ※ネット資料から

                    ページの最初に戻る →