日本列島を襲う三個の台風・・・
今年の台風はその発生場所と動きが例年とは違うように思います。八月の夏というのに、比較的日本に近い場所での発生であることと、ほとんどの台風が関東地域に接近し、そのまま東北地方を巻き込みながら北海道に再上陸するコースをたどっています。
秋の台風シーズンと言いますと、かなり南の太平洋で発生し偏西風に流されながら、必ずと言うほど沖縄や九州地方に接近し、甚大な被害をもたらしているのが平年でした。予想が立たないと言えばそれまでなのですが、北海道の皆さんには例年とは違った台風被害に遭われております。
私は数年前からですが、アメリカの極軌道気象衛星(ノア_noaa)を自動受信して毎日の雲の様子を眺めるのが日課になっています。うまい具合に日本上空を通過した画像の中に低気圧や台風等の画像が写し取られた場合、改めて切り取り画像を作成しHPでも紹介してきました。残念ですが気象の専門家ではありませんので、あくまでも上空の雲の形を切り取って紹介しているだけです。
トップのロゴ画像は、8月21日14時頃の画像であり日本列島に迫る三個の台風が記録されています。九州近くにあるのが10号、その右にあり関東地方を狙っているのが9号、三陸沖にあって北海道を狙っているのが11号になります。8月23日現在、9号と11号はオホーツク海で温帯低気圧になりましたが、10号は迷走台風と呼ばれるもので勢力を保ったままになっています。今後どのような進路で経緯するのか不明の状態になっています。
紹介する画像は正方形に切り取り、ナンバー1がおなじみの緯度・経度の記入された疑似カラー画像、ナンバー2が緯度経度を取り払った疑似カラーの画像、ナンバー3が白黒画像になります。
2016.08.23 作成
|