七ヶ月ぶりに海に戻される大型貨物船・・・
3月11日に発生した未曾有の大津波とそれによる原発事故、あれから7カ月を過ぎましたが現地の復旧は依然として進んでいません。岩手県沿岸の方々にとって、大津波による住居の壊滅、沿岸部の生活の基盤になる漁業が壊滅状態になっていることは論を待ちません。
全国各地からの支援と励ましにより日に日に復旧してきているとは言え、以前の生活を取り戻すのは何時になるのか不安要素があまりにもあり過ぎる現状です。いつも書いていますが、国の復興方針と言いますか目に見える具体的な動きが不可欠だと思います。
この内容については、10月20日付けで『釜石市・大型貨物船海に戻る』ダイジェスト版で紹介しましたが、今回は『釜石港・大型貨物船アジアシンフォニー海へ』と題して詳細内容をまとめてみました。
トップの画像は、10月20日七ヶ月ぶりに岸壁から引き上げられ、海に戻すために方向転換をしている様子です。引き上げるために使用されたクレーン船(起重機船)は、寄神建設株式会社所属の4000トン吊『洋翔』が使用されています。
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