9月20日に開催された漁の神様、山田町大杉神社の神輿海上渡御を二年ぶりに撮影してきました。2005年、2008年と陸地からの撮影でしたので、今回は観光船陸中丸に乗船し海上からの見学に変更しました。
遠野から釜石に入ったらガスがかかり間もなく雨降りになっています。R45を北上するが船越もかなりの雨降りになっていたし、山田湾内の遠くの山がかすんでいました。今日は写真にはならないなあとがっかりするが仕方ありません。
大杉神社の由来は、島の坊という修行僧が、地元漁師とトラブルを巻き起こし非業な死をとげました。以来、山田村には海難や人々の不幸が続きました。そこで村人たちは祠を建て島の坊の怨霊を鎮め、後に漁神網場大杉の神霊を奉戴したのが始まりと言われています。
「おしおごり」と呼ばれる、あばれ神輿を男たちが担いで海を渡る勇壮な海上渡御は必見。大漁旗をはためかせた漁船には虎舞が乗り込み、お囃子をかなでながら神輿を担ぐ男たちと一緒に祭りを盛り上げます。
(※山田町商工会サイトから)
トップの画像は、観光船のデッキ上(高さが3mほど)から見た暴れ神輿と男達の表情であり、アングル的には最高でした。近い場所では30m位まで接近したことになり、念願の海上正面からの撮影になりました。
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