室根神社・・・
室根神社特別大祭を紹介する前に、昨年訪れて撮影した室根山八合目に鎮座する室根神社を紹介いたします。たまたまでしたが、6月1日に全山燃えるようなツツジを撮影しての帰りのことでした。入り口にある案内看板を見ると、神社は二つあり「本宮」「新宮」となっていました。境内に入ったのが正午頃でしたが、当日は快晴でもあり、うっそうとした木々の間に静かに鎮座する神社境内は肉眼ではともかく、画像で見ると緑色のフィルターを掛けたように写ります。画像処理で修正はしましたが、完全には出来ていないことをお断りいたします。
室根神社本宮の由来・・・
養老二年(718)元正天皇の勅命を受けた鎮守府将軍大野東人(あずまんど)が、蝦夷降伏の祈願所として、紀州(和歌山県本宮町)から熊野大社の御神霊を迎えまつったものである。
室根神社新宮の由来
正和二年(1313)陸奥の守護職葛西清信が、奥七郡(磐井、江刺、胆沢、気仙、本吉、登米、牡鹿)の鎮守として、紀州(和歌山県新宮市)から熊野速玉大社神霊を迎えまつったものである。
室根神社特別大祭(国指定重要無形民俗文化財)・・・
奈良潮時代の遠い昔から古式を守り、継承されてきた室根神社の特別大祭は、東北三大荒祭の一つとして名高く旧暦閏年の翌年九月十七、十八、十九日の三日間、近隣二市五町村にまたがる神役の子孫外、村民総出で行われている。境内にある案内板から (※室根村教育委員会)
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