2008奥州市黒石寺・蘇民祭に戻る

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瑠璃壺川で水ごりを終えた裸参りの男衆は、角灯を手にした他の祈願者と一緒に参道を登り、薬師堂本堂を目指します。檀家の親方衆を先頭に市長さんが先頭で登ってきました。
薬師堂本堂に向かう 1 薬師堂本堂に向かう 2 薬師堂本堂に向かう 3

本堂内の格子戸が外され、読経が終わった黒石寺住職が見守る中を本堂に入ってきます。昨年は人出が多かったことと、初めて見た事等から住職さんの表情には気がつきませんでした。中央にいる方が黒石寺住職のFさんで尼僧です。そのお隣はどこかでお会いしたなと思っていましたが、同じ天台宗の平泉毛越寺の執事長の方でした。毛越寺執事長の方は、延年の舞で解説をなさる方です。

撮影している時は気がつかなかったが、祭壇前に立ち見つめる眼差しに、伝統を守ってきている毅然さと祈願祭の参加者を優しく見守る雰囲気を感じた。檀家親方の「来ましたよ・・」、住職の「ご苦労様です・・」、そんな無言の語り合いが心に響いてくる。

祈願者の一団は「ジャッソウ・ジョヤサ」と叫びながら本堂内を廻ります。勢い余って格子戸にぶつかる方、思いっきり叩く方、雰囲気がいやが上にも高まってきます。

御本尊前で読経をする住職。 登っている祈願者を迎える住職。 笑顔で迎え挨拶を交わす。
本堂内で気勢を上げる祈願者の皆さん 1 本堂内で気勢を上げる祈願者の皆さん 2 本堂内で気勢を上げる祈願者の皆さん 3


薬師堂・本堂を廻った祈願者は、薬師堂の左側に出て小高い所にある妙見堂へと向かいます。正面の階段はかなりきつく、一気に登ろうとすると息が切れます。雪を払っているとは言え滑りますので大変です。
妙見堂に向かう祈願者の皆さん 1 妙見堂に向かう祈願者の皆さん 2 妙見堂に向かう祈願者の皆さん 3
妙見堂に向かう祈願者の皆さん 4 妙見堂に向かう祈願者の皆さん 5 妙見堂に向かう祈願者の皆さん 6

妙見堂で参拝し、そのまま山道を降りてきます。ここは階段等が無く、昔からの自然石を並べただけの坂になっています。日中でも気をつけないと転びやすい所なので、皆さんはそろりそろりと降りてきます。歩きなれない市長さんは、親方と腕を組んで歩いていました。

祈願祭の行列は、水ごり、薬師堂本堂、妙見堂巡りを三回行います。
妙見堂から降りてくる祈願者の皆さん 1 妙見堂から降りてくる祈願者の皆さん 2 妙見堂から降りてくる祈願者の皆さん 3
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