三貫島(さんがんしま)・・・
箱崎半島の南東方沖約1kmにある、周囲約4kmの無人島である。植生は、タブノキを中心とした暖帯林で、オオミズナギドリやヒメクロウミツバメ、ウミネコなどの海鳥の繁殖地、ミサゴやオオワシなどの猛禽類の生息地となっている。そのため、1935年(昭和10年)12月24日に、国指定天然記念物「三貫島オオミズナギドリおよびヒメクロウミツバメ繁殖地」に指定されている。
また、1981年(昭和56年)11月1日には国指定三貫島鳥獣保護区(集団繁殖地)にも指定されている(面積25ha、全域が特別保護地区)。また全域が陸中海岸国立公園に含まれている。釜石港から観光船「はまゆり」で遊覧出来る。
(※ネット資料より)
前方に三貫島が近づいて来ました。見ても見飽きぬ三貫島は、古い釜石甚句にも歌われております。岩手県には沢山の島がありますが、人が住んでいる島は一つもありません。みんな無人島です。その中でも一番大きな島が三貫島です。標高101m周囲4kmで、島の全体は釜石の木にもなっているタブの木の原生林でおおわれています。昭和10年三貫島はオオミズナギドリ、ヒメクロウミツバメの集団繁殖地として国の天然記念物に指定されております。
この三貫島は遠くなら眺めますと大変なだらかな優しそうな島に見えますが、こうして近づくにれて大変荒々しい岩礁の島だと言うことがお分かりかと思います。この三貫島を、南部藩時代に流人の島にしようと調査したことがあったようですが、あまり真水が出ていなかったり、人が住むにはかなり無理があるようで、流人の島にはならなかったようです。
大きな岩が並んで見えてきました。大きな岩が二つ仲良く並んで見えるところが御座います。これを夫婦岩とも呼んでいます。頂上にはみさごの巣がございます。
初めて間近に見る三貫島ですが、行くときは光線の関係で近い場所での様子がはっきりとは見えませんでした。帰りのクルージングでは、ごく間近まで接近し撮影することが出来たので詳細は別の所で説明いたします。
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