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       探訪の道 3・・・本州最東端地


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念願のとどヶ崎です。思いついても容易に来られる場所ではありません。その壁を乗り越えることがやっと実現した今回の本州最東端探訪の道への参加でした。限られた時間の中ですが、私なりに見た感じを撮影してみました。重い撮影器具を背負ってきたものの、使用したものは超広角レンズがメインでした。目の前に拡がる広さを表現するには、それしか方法がなかったと言うことになります。

私達が訪れた日、灯台の一般公開が開催され私達以外の皆さんも訪れていました。一休みしてから一気に先端部まで登りました。海面上からは60m位になるのでしょうが、灯台と水平線の丸い海、そして岩場しかないのです。近くにいた若い女性が、「わー水平線が丸いよ・・」と感極まった声で叫んでいました。

灯台の上からの眺めは、まさに絶景かな「ととヶ崎」・・・でした。北の方には気象通報の送信所とアンテナ、そして人跡未踏の荒磯になります。釣り人の方がかなり入っておりましたので、大物磯釣りのポイントがあるのかも知れません。
北側の展望 1・・・気象通報送信所とアンテナ。 北側の展望 2・・・入り組んだ北側の海岸線、ここ更に北上すると重茂海岸になります。
北東から東の方を撮影しました。太平洋にそそり立つ30m程の突き出た岩場です。時間があればほっづぎの私は岩場の方までのぞいているのですが、今回はグループ行動なのでゆとりがありませんでした。

この場所の画像は撮影原画のままにしてみました。いつもより横長になりますが、水平線が湾曲している様子がお分かりかと思います。
北側の展望 3・・・下の方に灯台の先端部が影となって見えています。

灯台真下の様子です。今日は参観者が沢山居りますが、普段は人影はほとんど無いと思われます。 灯台真下と南の方の様子です。右上の細い道路から局舎に入りますし、入り口から最東端地の碑に通じる道路が見えています。

最東端地の碑のある所は、ごつごつした岩場になっていて垂直に海に落ち込んでいます。釣り人はここからリールを使い仕掛けを投げ込んでいました。広い岩場に点在する観光客の姿、本当に大自然中の一点と言えそうです。

記念碑のある岩場は、海面から30m位ある広場になっています。この画面からは本州最東端の碑は分かりませんね。
南側を望む 1・・・点々と見えるのが本州最東端碑を見に行っている皆さんです。かなり広い岩場でした。 南側を望む 3・・・画面の右端上に隻が埋め込まれた岩がありますが、多分はっきりしないと思われます。
南側を望む 3・・・船越半島を白黒で表現してみました。

遠くに見える船越半島が逆光線できれいでしたので、この場面に限り白黒画面にしてみました。半島先端部と高く見える山が、赤平金剛がある霞露ヶ岳(504m)です。



灯台局舎入り口から南の方に道がついています。案内は本州最東端地の碑とあります。歩いてしばらくすると、狭い岩の隙間が拡がり足元には海面が見えてきます。案内看板には「長磯」とありました。

岩の割れ目が真っ直ぐ東の方に向いています。間違って落ちたらと思うと、物凄く怖い場所でもありました。この岩の隙間に、日の出を入れることが出来たら最高だなあ、そんなことを想いながら書いています。夏至の時期ですと可能ではないのでしょうか。

最東端碑に向かう 1・・・灯台入り口からちょっとした下り坂になっています。
最東端碑に向かう 2・・・岩場の間にある狭く深い裂け目です。幅がどの位あるのかはっきりしませんが、深さは30m近くあります。 最東端碑に向かう 3・・・長磯付近から見た灯台、ここも最高の撮影ポイントでした。正面に捕らえたので、水平線が入っていないのが残念ですが。


本州最東端地の碑の前は人気スポットであり、車で来た若い人達がパーティーをやっていました。その気持ちも分かるのですが、正面からの撮影が出来ないので横からしか撮影できません。

この場所は最高の撮影ポイントであり、周囲の人を入れないで撮影するのが大変でした。風化しかかった自然石に、本州最東端地の碑と映画「喜びも悲しみも幾歳月」のプレートが埋め込まれています。
最東端の碑 1・・・絵はがき的構図ですが、本州最東端の定番の画面です。
大東端最東端の碑 2・・・灯台と本州最東端の碑、そして映画の記念碑の組み合わせ。 最東端の碑 3・・・二つの記念碑が埋め込まれた自然石。本当は正面から撮影したかったのですが。
最東端の碑 4・・・東経142度4分35秒と書かれた埋め込みパネルです。 最東端の碑 5・・・思いっきり接近して撮影した画像です。今回のお気に入りの一つです。
本州最東端訪問証明書 クルージングを終わり、観光船はまゆりから下船するとき頂いたものです。灯台のページでも紹介しましたが、灯台記念日に現地で配布されるものとは違います。

宮古市とどヶ先の説明や本州最東端訪問証明書については、宮古市の観光情報からご覧下さい。


やっとのことで、とどヶ崎探訪のページを私なりにまとめてみました。撮影した画像を選び、選画像処理をしながらあのときの感動を思い起こしています。一番最初にも書いたのですが、やっとの思いで念願のとどヶ崎に足を入れたことになります。

山田に住んでいた頃に何故行かなかったかと悔やまれますが、今となればどうにもならないことになります。当時に訪れたとしても、あくまでも風景の一部としてしか撮影しなかったと思われます。もし機会があったら、今度は車で姉吉港まで走り、装備を軽くして挑戦したいなと思います。

今から二十年ぐらい前になりますが、息子がオートバイで山道を登り灯台まで行ったことがあります。現在は車の乗り入れが禁止されているので出来ないことですが、今回も途中にスクーターが置いてありました。その時撮影した画像があるはずなので、何とかして見つけてこの場で紹介したいと思います。

最後になりますが、本州最東端探訪の道を企画してくださった、観光船はまゆり・釜石市経済部観光交流課の皆さんとガイドの方に御礼申し上げます。本当に楽しく、思い出に残るクルージングでした。

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