江刺金札米88年記念・稲瀬収穫感謝祭に戻る
米寿の皆さんとの田植え作業
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実際の田植えでは、子ども達と一緒の作業ではなくそれぞれ分かれての田植えでした。ここでは最初に小学生の様子、次に米寿のお年寄りと分けて構成してあります。それと、現場は両側の田んぼはすでに田植えが終了し中に入られません。狭い畦道(あぜ道)を自由に行き来することは無理です。したがって私は、お年寄りの作業の様子を中心に撮影しました。
小学生の作業の様子・・・ 田植作業の前に、JA江刺前稲作部会長Kさんから次のような注意がありました。「田植えに先立ちまして田植えの方法ですが、田んぼに行くと縦と横に線が引いてあります。この縦と横の線の交わったところに三本の苗を植えます。四本でも一本でもだめ三本です。これで丈夫なお米が育つのです。 」 子ども達は、あらかじめ持ちやすいように切られた苗床の苗を田んぼに入る前に係の方から渡されます。以前の田植えですと、一束の苗を手にしてたんぼに入りました。苗を手にした子ども達は、畦道を裸足で歩いて進みます。中には長靴を履いている子どももおりますが、ほとんどの皆さんは裸足です。実際に裸足で田んぼに入ると、ぬるりとした泥土が指の間から出てきて慣れないと大変です。しかし、長靴を履くと田んぼの中で動く時はもっと大変で、簡単には足先が抜けなくなります。そうなると不安定になり必ず転びます。 |
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子ども達の田植えの場所は100m程離れた端っこの方です。ここでは協力に来た地域の方々がすでに植えていました。先ほど説明のあったように、引かれた線の交わったところに苗を三本ずつ植えながら前に進みます。距離にして10m程ですのであれあれという間に終わったようでした。 機械化された現在の農作業では、農家の子ども達であっても実際に田んぼに入り手で植えるという機会はほとんどありません。大勢の人の手で心を込めて植える作業は、かなり以前に見られなくなっています。それだけに大変な作業でもあり、俗に言う「猫の手も借りたい」といわれるほど一家総出での作業でした。 その当時は、田植えの時は「農繁休業」と言う制度があり学校も休みになりました。これは農業だけでなく海岸でもあり、昭和40年当時住んでいた山田町でもワカメの口開けで学校は休み同然でした。一家総出でワカメを刈り取り、砂浜に干す作業をしました。 |
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二人のいわて純情むすめの方も、着替えをし長靴を履いての田植え作業です。場所が遠かったことと、肝心の表情が見えなかったことが残念でした。 |
田植え作業は15分ほどで終了し、植え残した苗を手にして畦道を戻ってきました。膝から半分下ぐらいが泥まみれです。深さは20センチぐらいありますね。 田んぼに片足を入れて撮影しいる女性は、取材している新聞社の方でした。 田植えが終わると足洗の場所が用意されてあり、ここで靴に履き替えます。 |
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