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金勢まつり参加の女性達・・・

午後3時15分、6人の女性達が御神体に乗って左端から出て右端の浴槽を一巡する儀式が始まりました。対岸からファインダーをのぞいて夢中で撮影しましたが、画像処理をしながら数多くのコマから表情が伺える場面を4コマ選びまとめてみました。最初にもお断りしましたが、小枝越しの撮影であることや、湯煙で何となく白っぽくなっている場面もありますがご容赦下さい。

画面から見た感じですが、リーダーの女性が御神体の右頭部分に位置し浴槽の中を誘導します。子宝祈願の女性は順番に御神体に乗り(またがり)、滑って落ちないように両手で捉まっています。そして、御神体の後ろから、別の女性が大きな玉玉を二個押しながらついてきます。

御神体に乗っている女性、ちょっぴり緊張し恥ずかしさが伺えますが満面の笑みが素敵でした。もちろん御神体を押している他の女性も素敵な笑顔であり、画像を見ていて微笑ましくなった私です。浴槽の周囲に座り拍手で迎える男性達はご主人達と思われます。

3番目の女性が御神体に乗る場面の左端に、親子連れの様子を入れてみました。多分ですが、前に金勢まつりに参加し子宝に恵まれた方と思いました。時間にして8分ほどのイベントですが、県内外から参加された若いカップルに幸多かれと祈ります。

一番目の方 1 一番目の方 2
一番目の方 3 一番目の方 4

二番目の方 1 二番目の方 2
二番目の方 3 二番目の方 4

三番目の方 1 三番目の方 2・・・左端に母親と子どもが見えています。
三番目の方 3 三番目の方 4

四番目の方 1 四番目の方 2
四番目の方 3 四番目の方 4

五番目の方 1 五番目の方 2
五番目の方 3 五番目の方 4

六番目の方 1 六番目の方 2
六番目の方 3 六番目の方 4

最後に全員で記念撮影をしていました。撮影している面々を見るに、一般の方か関係者の方、報道関係の方と思われます。私もあの場に居られたらと思いますが、これは無理な話です。

次回機会があれば再度訪れたいと思います。撮影場所の選定が肝心だと思われます。
記念撮影 1
記念撮影 2 記念撮影 3・・・手前の小枝にピントを合わせてみました。


御神体は金勢(金精)様と呼ばれる巨大な男性のシンボルです。見方によってはすごくリアルでもあり猥雑感がしないでもないのですが、今回見た感じとして嫌みが無くユーモラスであり、大勢の観客の皆さんも笑顔で見ていました。


生殖器崇拝・・・
生殖器崇拝は、ヒトの男女の生殖器をかたどった象徴的造形物に、多産、豊穣などをもたらす呪術的な力をみとめ、それに対する信仰、崇拝。性器崇拝とも呼ばれる。

日本における生殖器崇拝は、その名称として「おしめさま、歓喜天、金魔羅様、金精様、金勢様、金丸様、陰陽石、瘡神、お祠様、さいのかみ、穴場様、穴婆様、とんび岩」などがあり、その分布も全国的である。また、その象徴を男女で分けると、女陰よりも男根が多い。

材料は、木、土、石、瓦、金(鉄、唐金など)などで、自然石、また布製(綿詰)のものもある。男根が御輿をかついだ絵馬、男女両性の性器を支柱に彫刻したものもある。また多くは小さな祠にまつられ、赤い幕などが引き回される。
(※フリー百科事典『ウィキペディア』より)

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