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       2011アグリ平泉・ライスアート


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広大な北上川流水地圃場に描かれた田んぼアートです。

2011年に岩手県内で行われている田んぼアートのニュースは、震災関係が最優先され新聞等でも報道されていませんでした。昨年も出かけてきた平泉町の田んぼアートです。平泉バイパスの東側にある高舘橋(400m程)を渡りきった場所に昨年はありました。このあたりの田んぼは、北上川遊水池整備で作られた大型圃場(1ha)であり、見渡す限りの広い面積が水田や麦畑になっています。

6月後半頃、一関市の地方新聞で今年も田植えが行われたという記事を見て、早速訪れたのですが場所の特定が出来ませんでした。私は昨年の場所とばかり思っていたのですが、今年は転作で麦畑になっていました。7月に入り、同じ新聞記事に今が見頃という記事を見つけ走りました。

7月15日ですが見つけた場所は、昨年よりも北上川寄りで目の前の束稲山とは結びつかない場所でした。昨年とは違い、現場には案内板や解説等がありません。私達以外にも来るまでこられる方がありました。橋の中央ほどの場所から北方向を見下ろすと、「絆」「がんばろう!岩手」のアート文字がくっきりと浮かんでいます。


昨年植えられてた居た場所 7月15日の様子・・・

一番奥に見える茶色の田んぼが昨年植えられていた場所です。茶色の田んぼは転作で小麦を植え、麦刈りが終わった状態でした。最初に来たときはこの状態を見て発見できなかったのです。
全体の様子 墨痕あざやかと言いたいほどの「絆」の文字、そして震災を克服しようという願いを込めた、「がんばろう!岩手」の文字が浮かびます。

橋の東端に車を置くと、ここまでは200m程歩かなくてはなりません。交通量が少ないとは言え、橋の上の駐車して当時間の撮影は無理ですし、他の車の邪魔になります。
絆の文字 昨年のデータから判断すると、黒色に見えている部分は濃い紫色の品種(紫稲」であり、周囲の緑はどんぴしゃりと言う品種とのことです。
かんばろうの文字 がんばろうの黄色の品種は、葉が黄色になる黄稲でしょうか。
岩手の文字 岩手の文字も黄稲でしょうか。
アート文字と束稲山との組み合わせ さらに橋の中央部まで進み、背景に束稲山を配置しました。

左端に一列に見えているのが使用した稲の見本です。

今年は一切の説明等がないのが残念です。

見る位置を変える 1 正面の位置から戻りながら、アートの図柄の変化を追ってみました。当然ですが、正面から見たときに正常に見えるように遠近法でデザインされています。

横から見る位置と高さが変化するにつれて、アートの図柄はデフォルメしていきます。今年は田んぼのレベルでの撮影者しませんでした。

緑の中の紫は黒く見えます。やがて穂が出て穂の色が付きますが、どのようになるのか興味があります。私としては、今が一番の見頃だと思いますが・・。
見る位置を変える 2 見る位置を変える 3