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                >その2

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三階からの眺め・・・

天守閣回廊から降りながら、三階に設けられた車椅子の方の参観場所で眺めてみる。ガラス越しになるし、電線が張られて横に走るのが気になりました。当然のことですが、見る場所が低くなったため遠近法描写のデフォルメが効き、見え方が微妙に変化してくるのは仕方ないことです。

私が観ていたときはどなたも居られませんが、天守回廊までの狭い階段を登るのが大変な方やちびっ子の皆さんは、ここからでも十分楽しむことができます。

かぐや姫のほぼ全景 左側の全景・・・


上から見たのと比べれば確かにデフォルメしていますが、ここからだけならばそれなりに楽しめます。
かぐや姫の拡大 かぐや姫・・・


月に還るかぐや姫、本当の正面でないのが惜しまれますが・・。
光る竹林と翁・媼 1 翁と媼・・・

サッシの窓が開けられていましたので、その間からの撮影です。

光る竹林と翁・媼 2 竹と翁と媼・・・

窓ガラス越しの右側の様子です。翁と媼は比較的近い場所にあるためか、それほどデフォルメはしていません。



外に出て田んぼ周りから眺めてみました。何年か前には田んぼの中にも入った事があります。この時は皆さんがぞろぞろと中まで入っていたからです。さすがに今は、田んぼの中まで入る方は見当たりません。何しろ、上から見たり撮影する方にとって最高の妨げになるからです。

田んぼ正面の役場前道路からと、左右の道路、そして、今回は遙か彼方の東側まで歩いてみました。もちろんここまで来ると、描かれているアート画は何なのか分からないほど間延びしてきます。したがって、田んぼに描かれていた図柄をしっかりと頭に入れておかないと、ただの長い線にしか見えません。
役場前左側の様子・・・

月に還るかぐや姫ですが、遠方に黄色い月の部分があるのは分かりますが、中の図柄までははっきりとしません。

大きな画面で切り取り撮影をすると、何となくかぐや姫が分かるようにも思えますが、頭に図柄が無ければ無理だと思います。

気のついたこととして、こちら側の田んぼは水が抜かれており、からからに乾いていました。また、道路際には、使用した稲の品種サンプルが植えられています。
月に還るかぐや姫 1
月に還るかぐや姫 2 月に還るかぐや姫 3・・・何故か水がありません。
役場前右側の様子・・・

竹林と翁・媼の場面ですが、ほとんど内容については無理でせた。竹林にある光っている部分、これはハッキリと場所が分かります。

左側の田んぼと比べて、水が満々と入り勢いよく流れ出していました。何か理由があるのでしょうか、前回見たときもこの田んぼに職員が入り手入れをしていました。
竹林と翁・媼の場面 1
竹林と翁・媼の場面 2 竹林と翁・媼の場面 3・・・たっぷりと水が入っています。
使われた特色ある稲の品種・・・

橙色の品種、黄色の品種、深緑色の品種、そして、白っぽい品種。今まで使用されている品種をあげると、「つがるロマン」、「紫稲」、「黄稲」、「観賞用白葉稲」、「観賞用赤葉稲」となっています。

今年はこれに 「オレンジ色稲」、「深緑色稲」が加わって7色に品種を使用したと言います。メインの背景になる品種は、当地方の銘柄である『つがるロマン』になります。
特色ある稲の品種 1
特色ある稲の品種 2 特色ある稲の品種 3

田んぼの両側から・・・

最初の画面は、車から降りたときの様子で、黄色の月の部分が分かります。

二番目は北側から見たがんばろう日本の部分です。

三番目は南側から見た、考えよう相手の気持ちの部分。
田んぼの北側から 1
田んぼの北側から 2 田んぼの南側から 1

東の場所から見た様子・・・

距離にして100m位はあるでしょうか、かぐや姫の部分の上から役場方面を見た様子になります。ほとんど何かははっきりとはしませんが、目の前にある芭蕉扇であることが分かります。
東の場所から 1
東の場所から 2 東の場所から 3
畦道の様子

使用されている田んぼは全体で1.5haあり、中央の道路を挟んで両側に何枚かの田んぼが配置されています。

植えられた稲がかなり伸びていますので、田んぼの区切りの畦道は天守回廊からは分かりません。しかし田んぼの側に立つと、普通の畦道がちゃんとあります。同じ品種で埋め尽くされますので、一面の田んぼに見えてきます。

 


田んぼアートが「第15回ふるさとイベント大賞」大賞(総務大臣表彰)受賞・・・

財団法人地域活性化センター主催の第15回ふるさとイベント大賞におきまして、応募総数183件の中から本村の田んぼアート(稲作体験ツアー)が最高賞の大賞(総務大臣表彰)を受賞しました。

毎年多くの参加者が訪れ、最近では海外メディアも取材に訪れるなど小さな村が大きく注目されるイベントとなっており、このイベントを通じて村内外の交流が図られ、経済効果も周辺市町村まで及ぶイベントとして発展してきており、地域の活性化に貢献していることなどが評価されました。

今後もさらなる感動を与え、みんなに愛されるイベントを目指して、村民と一丸となってがんばっていきたいと思いますので、ご支援ご協力を賜りますようお願いします。

イベント大賞とは・・・

現在、日本各地で地域の個性を活かしたユニークなイベントが数多く開催され、それぞれが地域の魅力を高め、活力を生み出すことにつながっています。財団法人地域活性化センターは、これらのイベントのうち特に優れたものを表彰し、全国に紹介することによって、地域におけるイベントの創造、発展、活性化を促し、個性豊かな地域社会を実現する大きな力となることを目的として、「ふるさとイベント大賞」を実施しております。(※田舎館村HPより)


田舎館村田んぼアートに惹かれて今年で6回目の見学になりました。訪れるのはいつも7月中旬から後半にかけてになります。編集をしながらいつも思っていましたが、刈り取り間際の様子を見たいなと思います。何故かと言いますと、今見ているアートの図柄と彩りは特色ある葉の色で構成されています。刈り取り時期になると穂が出て、今までとは違った色合いになるからです。

頂いたチラシ資料にも書かれてありますが、最終日は10月1日になっていました。これからどのように変化していくのか、ライブカメラがありますので経過を見ていきたいなと思います。

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