location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>催しアラカルト胆沢ダム工事現場見学会その2その3>その4

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最後の見学は、新しく付け替えられた国道397号線にある胆沢ダム展望台からの眺めです。この場所は自由に出入りできますし、ここら眺めると工事現場の様子が一望の下に把握できます。ダムが完成すると、展望台の真下にダム堰堤(高さ132m、長さ723m)が来ますので素晴らしい景観になります。

中央の画像はコア材のストック場所です。現場から1.6km程離れた所でコア材(粘土質)が採取され、全長900m程のベルトコンベアで仮置き場まで運ばれます。その後、粗材コアと材と細粒コア材を混合させ、ストック場所に運ばれます。
堰堤基礎部分 1 コア材のストック場 堰堤断面の様子

ダムに使われる岩石の展示です。コアやフィルターを支えるためのロック材、コアが流されないように保護するフィルター材、水を通しにくい粘土質のコア材の様子です。
ロック材 フィルター材 コア材

現場での説明から・・・。
ここはいつでも解放されていますので、ダムの工事の進捗状況が良く分かるかと思われます。茶色い土が盛られているところが、だんだん広がってきて、筋状に溝になっていますが、ここの壁が上がって出来てくることになります。今が一番底が見えている時ですから、ちょくちょく見に来られれば進捗状況がお分かりになると思います。
堰堤基礎部分 2 堰堤基礎部分 3 堰堤基礎部分全貌

この見学会は、奥州市広報で参加者の公募が行われました。定員は80名で抽選によりますと言われたのですが、連絡が来ないので外れたと思っていました。最初にも触れましたが、今回の参加者は190名になりました。多分好評なので全員に案内を出したものでしょう。今年はあと3回の見学会が予定されています。

たまたまバスに乗り合わせた同年代のご夫妻でしたが、「去年も何回も応募したが外れ、今回やっと行けますよ」と話しておられました。2013(平成25)年度の完成が待たれます。何しろ我が家の生活用水になりますので・・。

最後になりましたが、バスの中で説明をしてくれた国土交通省・建設監督官の小野さんに感謝いたします。
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