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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト>2008チャグチャグ馬コ |
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私にとって3年前に見たチャグチャグ馬コでしたが、時間的な関係から盛岡市内旭橋での撮影でした。その時以来の課題でしたが、チャグチャグ馬コの集合場所と出発点になる滝沢村鬼越蒼前神社で撮影したいなと思っていました。朝6時に家を出て高速道を走り、駐車場の関係でシャトルバスに乗り現地に着いたのが7時半頃でした。 |
神社前の広場は、多くの馬達が家族に手伝ってもらって装いの最中でした。各地から馬を運んできた大型トラックがならび、無心に餌を食べている馬もありますし、順序よく色々な装束を身につけている馬もありました。境内では、子ども達による滝沢駒踊りが奉納されていました。 装い・・・ 「チャグチャグ」とは、馬コの首つるした大きな鳴輪(なりわ)と葬具につけられた大小の鈴が奏でる協和音を表しています。祭り当日は、早朝から家族総出で馬具や装束の取り付けが始まります。その順序には一定のしきたりがあります。最初に鞍を着けて二布ぶとんをかけ、結わえ上げて腹部を包み込みます。続いて真鍮製の鳴輪、むながい、しりがい、首よろい、まびさし、鼻かくし、耳袋と進みます。はづな、花模様の「まんじゅう」がついたおもがいなども取り付けられ、最後に吹き流しと呼ぶ垂れ布をさげます。これらの装束は古式防具の名残をとどめているといわれ、民俗学的にも貴重です。 装束の配色はそれぞれの家で趣向が凝らされ、金具や鞍などをのぞき、昔ながらに家族の手で丹精こめてつくられます。チャグチャグ馬コは手作りの祭りでもあるのです。 (滝沢村観光協会編集の「南部盛岡 チャグチャグ馬コの記」より) |
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鳥居をくぐると奥の方に鬼越蒼前神社が見えてきます。普段の日に訪れると、人影もなく静かなたたずまいを見せていますが今日はかなりの人出で混み合っています。本殿に向かう左側には、馬コの健康安全を祈願して奉納された馬コが並んでいます。 本殿正面でお賽銭を上げ中の様子を撮影してみました。天井の欄間には奉納された絵馬が飾られてあります。やっぱりここは馬コの神様なのです。神社周辺の境内では、全国馬方節大会やチビッ子相撲大会が行われるそうです。 |
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私が境内に入った頃、幼児達による滝沢駒踊りが奉納されていました。解説等を聞き逃したので滝沢村HPの記事から紹介してみます。 就学前の子ども達でしょうか、身体の前に馬頭を立て、ちょうど木馬の中に入った格好で踊ります。動きがはね回る子馬の仕草に似ています。チャグチャグ馬コに乗る稚児達にも負けない可愛らしさがありました。案内によると、踊りは10分ぐらいあったのですが、私は途中から見て撮影しましたので全部の場面ではありません。 滝沢駒踊り・・・ 踊りの型は、放牧してる馬の様々な動きを捉えたもので、踊り手の駒7頭に駒曳きが1人つき、ササラと木馬の手綱についた鈴の音を響かせて踊るしぐさは、子供たちだけの踊りとしても勇ましく、また近隣市町村の馬の守護神として信仰される蒼前神社、及び馬を曳いて蒼前参りをした牛馬の無病息災を祈願するチャグチャグ馬コなど、馬にゆかりの深い滝沢村にとって貴重な文化財といえる。(※滝沢村HPの記事から) |
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