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           谷地鬼剣舞・カニむくり


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カニむくり・・・
次は余興舞から一つお届け致します。かにむくり・・・こちらではガニむくりと少し訛ります。この演目は二人で踊られます。一般的に言われることは、カニというのはかにのむけ殻を現したものと言われ、それを踊りに表現したものと言われますが詳細は分かりません。余興舞とは、宴席の余興や仏前の法事などに呼ばれまして、近くにあったものなどを取り寄せながら、お礼として踊られたと言われております。

かにむくり、アクロバット的要素もとり入れられていて、見る側には楽しい踊りでございます。踊る方にとっては非常に難しい踊りだと言えます。

今までは遠くから見ていた演目ですが、間近で見るとあまりの迫力に圧倒されます。舞手二人の気持ちが合わないと演技は難しくなると思います。それと気合いと言いますか、掛け声とすさんだ息づかいが聞こえていました。それにしても余興演目とはいえ、激しい動きで見ている人を釘付けにします。



カニむくり 1 カニむくり 2
カニむくり 3 カニむくり 4
カニむくり 5 カニむくり 6

カニむくり 7 カニむくり 8
カニむくり 9・・・足をがっちりと抱え、帯にしっかりと掴まって演技が行われています。 カニむくり 10・・・お面が外れました。
カニむくり 11 カニむくり 12・・・終わってほっとした様子ですが、側で見ていると息づかいが激しいことに気がつきます。
途中から立ち位置のままの演技を撮影してみました。丁度正面に居たこともあり、今まで出来なかった様子が撮影できたと思います。被っていた面が外れたときは「はっと」しましたが、 中断されこともなく進められていました。激しい回転ですから外れる事もあり得ます。

カニむくりでございました。鬼の面が外れまして、中から仏様のような顔が見えました。この踊りは、鬼の面を被らずに踊ることもございます。保存会によっては様々は踊り方があるようです。