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おなじみの膳舞です。神楽等でも見ていますが、手にするお膳も様々な形があることに気がつきます。今まで見た演技で一番大変そうなのが、足の四本ついたお膳でした。落とさないように演技しながら前転・後転、そして横にごろごろ回りますので、ベテランの熟練技だと思います。 手に持つと言いましても掴んでいるのではなく、ただ手のひらに載せているだけと言うことです。

いつ見ても撮影する楽しみがあり、お膳を上にひょいと投げ上げる仕草が気に入っています。ベテランの方ほど高く投げ上げます。


膳舞・・・
次は五演目目の膳舞をご披露したいと思います。この膳舞は一人踊りなのですが、今日は三人で踊って頂けるようです。この膳というのは別名「へぎ回し」とも言いまして、「へぎ」と言うのは薄っぺらなお膳で御座います。これを持ちまして、落とさないように踊るという余興舞の一つで御座います。先ほどはかにむくりと言う形で見て頂きましたが、今度ももう一つ膳舞と言う踊りをも見て頂きたいと思います。

会場のご覧になっている方で、こういうものをやってみたいという方おられませんか。突然で申し訳御座いませんが、岡本様やってみませんか・・。と進行係の方が話されました。

たまたまでしたが、テレビ番組の取材で訪れていたタレントの岡本さんです。臆することなく皆さんの前で両手にお膳を乗せてぐるぐると回しています。会場の皆さんからは大きな拍手が上がりました。最初にしては上手な演技？で、真剣な表情で落とすことなく回していました。岡本さん有り難う御座いました。