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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト>岩手花巻大迫・宿場の雛まつりあれこれ |
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岩手・花巻 おおはさま 宿場の雛祭り・・・ むかし「おひなさん、おみしぇってくなんしぇ」と言って、子供たちが家々の雛人形を見て歩いたどうですが、そんな風習を今に復活させたのが、大迫の「宿場の雛まつり」です。大迫交流活性化センターをメイン会場に町内二十数カ所商店や民家に、歴史雛から現代雛までいろいろなお雛様が飾られています。どうぞお気軽に展示会場をおたずね下さい。きっとあたたかく迎えてくれるはずです。 (※会場で頂いた資料から) |
享保雛(きょうほうびな)・・・ 江戸中期の享保年間(1716-35)に流行した雛人形。坐雛の原型ともいわれる寛永雛を発展させた雛であるが、衣装が金襴や錦などを使う豪華なものとなり、面長で切れ目の目をもつ気品高い顔立ちをしている。男雛は両袖を左右に膨らませて手に笏を持ち、女雛は五衣の重ねに唐衣姿で、三角に膨らませた赤い袴を着け、冠をかぶる。 前回も大事に展示されていた大型の享保雛です。これは会場内でも一番大型で目立つ存在でした。一つ一つの人形が大きく、ゆったりとした位置で展示されています。確か「梅村家所蔵」と書かれていたと思います。お内裏様の下には左大臣と右大臣が配置され、その中央に六人の官女、次の壇には五人の能を奏でる楽士が並んでいます。 四段目にの左側には武者姿の人形、中央には烏天狗と牛若丸、そして右側には五人の竹田人形が並んでいます。 |
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享保雛・お内裏様と左右大臣の表情・・・ ここではお内裏様と左右の大臣の表情を紹介します。人形全体を基準としたので顔の表情アップはちょっぴり不足です。古今雛と比べると笑顔に見るのですが、私には詳しい違い等は分かりませんでした。 |
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五人囃子・・・ 能を奏でる五人の楽士人形です。太鼓、大皮(おおつづみ)、小鼓、笛、謡の順番になります。楽器を持っていない人形もありますが、手の位置から何となく楽器が見えてくるような気にもなります。 |
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古今雛(こきんびな)・・・ 江戸時代の明和年間(1764-72)頃に作り始められた、江戸生まれの雛人形。江戸十軒店(じゅっけんだな)の人形師であった原舟月が顔を作り、古式に則った有職雛の形式で作り上げた。目にガラスや水晶で象眼するなどの工夫がなされ、衣装も豪華であでやかである。古風な趣のある雛ということで、「古今集」になぞらえ古今雛と呼ばれている。 江戸寛政時代(1788-1800)頃のもので山田家所蔵 私にはうまく説明できませんが、人形の作りが享保雛よりも幾分小さいなと思いました。女雛の冠がかなり大きく派手なものに見えました。享保雛よりも顔が幾分丸い感じがしましたが、見る位置と感じの違いだったでしょうか・・。 |
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古今雛・お内裏様の表情 享保雛人形と比べて彩りが鮮やかな感じがします。人形が幾分小さい事と、衣装の彩りがそれほど退色していない様にも思えます。顔の表情が可愛らしいなと思います。眼のガラスや象眼までは分かりませんでした。 |
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