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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト>2010えさし藤原の郷・百鹿大群舞 |
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お盆の最終日8月16日午後一時、歴史公園「えさし藤原の郷」平安夏祭の一環として、百鹿大群舞が行われました。
朝から思わしくない空模様でしたが、午後にはからりと晴れ上がり蒸し暑い日です。イベント広場全面を使っての百頭の鹿踊り演舞です。25頭ずつ4列で太鼓を叩いての入場と演舞は、イベント広場で見ている人々の心を大きく揺さぶります。 |
会場案内から・・・ さて皆様、ご覧のように鹿踊りは背に白く長い「ささら」をつけております。「ささら」とは、神道の御幣の象徴です。そして頭には立派な鹿角のついた頭をかぶり、前の方には太鼓をつけ、顔から胸にかけて黒の幕だれを下げ、自ら歌うたい、太鼓を打ち鳴らしながら踊るのが江刺鹿踊りの大きな特徴でございます。郷土芸能の中では非常にハードなものとなっております。また本日の踊り手の皆さんの中には、三名ほど女性の踊り手さんが入っていらっしゃると言うことです。 |
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皆様大変お待たせいたしました。平成22年歴史公園・えさし藤原の郷「平安の夏祭り」日本一の百鹿大群舞、百鹿達の登場でございます。百鹿は皆様の左手上から政庁第二大路へと進んで参ります。勇壮な太鼓の音がこの歴史公園藤原の郷に響き渡り、刻一刻と百鹿大群舞の行列が近づいて参ります。間もなく百鹿大群舞の披露でございます。 ここで中立ちのご紹介をさせて戴きます。「中立ち」とは鹿踊りの重鎮となる役どころで、踊りの中でも重要な役割を担っております。今年の江刺鹿踊り百鹿大群舞の中立ちを務めますのは、奥山行山流清衡鹿踊りのK様でございます。 昔は、各流派ごとに縄張り争いのような格好で、自分の踊りは絶対に人には教えないと言うのが元々の踊りの始まりであります。ですからそのわだかまりを捨てて一つの踊りをやるというのは、非常に困難だったと言うのが実際にありました。この踊りを作るには約2年ぐらいかかってやっておりまして、現在出来ましてから約25年たちました。 と言うことで、流派を越えて皆様の所に同じ踊りを踊ります。ですから、皆同じだと思わないで、衣装の紋様や後ろの絵、袴の模様と言うのを見ていただきたいと思います。色々あります。矢車の袴をもありますし、荷車の袴もあります。そしてチョウチョの様に見えるのはエビですのでアゲハチョウとは間違わないでください。そう言う様な紋様もありますし、下の線が白い線とか、黄色と赤、赤と黄色とか、上と下とか違うとか色々あります。 それから前に幕がありますが、皆さんの方からは中で踊っている人の顔は見えません。しかし、中からはしっかり見えます。これは蚊帳の中にいる人が外を見ているのと同じでございます。 後ろの絵でございますが、勇ましい絵が描いてあります。源平合戦の一ノ谷の戦いとか、伝説的な神宮皇后の絵が描いてあります。字を書いている団体もございます。流派によって色々違います。 |
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