2010えさし藤原の郷・百鹿大群舞に戻る

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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト2010えさし藤原の郷・百鹿大群舞>その2


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ここからは百鹿大群舞を紹介いたします。江刺鹿踊り保存会会長Kさんの説明によると、二つの舞い方があると言います。説明をお聞きしてなるほどなと思いました。四年前の時はありませんでしたので・・・。

パレード方式・・・

一回目は「パレード方式」と言いまして、銀座祭り、大阪御堂筋パレード、京都祭りなどで踊るもので短いものです。止まることが出来ませんので、パレード方式と言うことで短い踊りを作っております。一回引っ込んで休みます。動物ですので水を飲ませないと効きますので、ちょっと塩と水をとり休憩します。

踊っている時間は5分ほどでした。イベント広場の東側から太鼓を打ち鳴らし、百頭の鹿が謡いながら西端まで行進してきます。止まられないところでの群舞の方法、工夫されているなと思いました。何しろ、見るのも聞くのも初めてのことです。

思わずきれいだなあと思ったのは、踊るときの姿よりも一斉に後ろ向きになって戻っていく姿でした。太鼓を叩きながら前進してくる姿は何回も見ていますが、一斉に戻っていく姿を見るのが初めてだからかも知れません。長い「ささら」をピーンと立てて、背中から見える絵の書かれた長い布がすごくきれいに見えました。

群舞パレード方式 1 群舞パレード方式 2
群舞パレード方式 3 群舞パレード方式 4
群舞パレード方式 5・・・画像は止まっていますが、実際は動きのある舞でささらがしなります。 群舞パレード方式 6
群舞パレード方式 7・・・真向きにささらが倒されます。 群舞パレード方式 8
群舞パレード方式 9 群舞パレード方式 10
群舞パレード方式 11 群舞パレード方式 12
群舞パレード方式 13 群舞パレード方式 14・・・百頭の鹿が一斉に戻りますが、後ろ姿に惹かれました。


挨拶をされる藤原の郷社長・奥州市長の小沢さん。





甚句方式の踊りに入る前に、藤原の郷社長でもある奥州市長の小沢さんから挨拶がありました。

皆さんこんにちは。大変お暑い中、長時間にわたって百鹿をご観覧いただき心から感謝申し上げます。地元におりましても、このような百鹿を見る機会は年に二回しかないという、大変貴重な大群舞でございます。

暑さを忘れて最後までご観覧いただき、また10月には瀬戸内寂聴さんがこの場所にお出でになられて、講演会を開いて戴くなど、藤原の郷での多彩なイベントで楽しんでいただきたいと思います。

またのご来場をお願い申し上げ、主催者からのご挨拶と致します。本日は誠に有難うございました。

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