ここからは百鹿大群舞を紹介いたします。江刺鹿踊り保存会会長Kさんの説明によると、二つの舞い方があると言います。説明をお聞きしてなるほどなと思いました。四年前の時はありませんでしたので・・・。
パレード方式・・・
一回目は「パレード方式」と言いまして、銀座祭り、大阪御堂筋パレード、京都祭りなどで踊るもので短いものです。止まることが出来ませんので、パレード方式と言うことで短い踊りを作っております。一回引っ込んで休みます。動物ですので水を飲ませないと効きますので、ちょっと塩と水をとり休憩します。
踊っている時間は5分ほどでした。イベント広場の東側から太鼓を打ち鳴らし、百頭の鹿が謡いながら西端まで行進してきます。止まられないところでの群舞の方法、工夫されているなと思いました。何しろ、見るのも聞くのも初めてのことです。
思わずきれいだなあと思ったのは、踊るときの姿よりも一斉に後ろ向きになって戻っていく姿でした。太鼓を叩きながら前進してくる姿は何回も見ていますが、一斉に戻っていく姿を見るのが初めてだからかも知れません。長い「ささら」をピーンと立てて、背中から見える絵の書かれた長い布がすごくきれいに見えました。
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