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           歌書神楽・風将神舞


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岳流歌書神楽(広瀬)・・・

歌書神楽の発祥は、南部国土沢村より伝授を受け、嘉永5年(1852)1月、歌書村に巻物が伝授されております。現在は8代目が精進中です。


風将神舞(天之尾羽命の舞)・・・

この神は、建御雷之男神の父であって、天の安川の水を逆さに塞き上げる程の威勢ある大荒神である。伊邪那岐の命、この神をして火の迦具土の神を切ったという。

従ってこの神の御前には、如何なる悪神悪鬼といえどもたちまち降伏、退散する剣舞無双の大荒神である。この舞は天剣十拳の剣を振って、一切の災難、諸々の邪悪を切り払う呪法の神舞いである。

会場での説明から・・・

歌書神楽さんは、これまた嘉永5年と言う先ほどの佐野向神楽と同じ古い神楽でございます。これも150年以上の伝統をもって居る神楽でございます。

今日の演目は風将神の舞で、雨の??の命の舞となっております。先ほど聞きましたらば裏式舞で、山の神舞の裏舞なそうです。非常に激しい舞になっております。これは、あめの??命の神様は??のない神さまで、いざな
みの命が日本の国を沢山つくって、最後に生んだのが火の神さまでございます。火の神さまは???命と申しまして、最後に炎の神さまを生んで死んでしまいます。

風将の舞の神さまは剱の舞の神さまでございます。激しい荒舞なので、今日見られる方はラッキーだと思いますし私も初めて見るところでございます。

舞の場面は二場面になっていて、最初は面を付けて舞います。その後面を外し、両手に刀を持って舞います。あまりにも早い動きで、ストロボ光では動きを止められません。かなり刀が動いています。面を見ていつも思うことですが、目の中心の穴(瞳の部分)が小さいことでした。ここら前を見て舞うわけですから、かなり視野が狭くて大変だと思われます。本当に熟練技だなあと感心しました。時間にして21分ほどありました。

また、説明も聞き取れないところがあり、??で表記したことをお断りいたします。



風将神舞 1 風将神舞 2
風将神舞 3 風将神舞 4
風将神舞 5 風将神舞 6
風将神舞 7 風将神舞 8

風将神舞 9・・・ここからは面を外しての舞になります。 風将神舞 10
風将神舞 11 風将神舞 12
風将神舞 13 風将神舞 14
風将神舞 15 風将神舞 16
風将神舞 17 風将神舞 18