松迎え舞(クヅシ)・・・
大年命(おおとしのみこと)の御子に、大香山戸臣命(おおかがやまのみこと)と御年命(みとしのみこと)の兄弟がいました。兄の命は千秋、弟の命は萬歳(ばんぜい)といい、二神は新玉の年を迎えるにあたり、父神の大年命、母神の香用比売命(かよひめのみこと)をお迎えし、門には数々のお供物を供え、祝い納めたというものです。
大年命は「歳神」ともいい、毎年正月に各家にやってくる来訪神であるため、正月の舞初めなどに舞います。
(※早池峰神楽鑑賞ガイドより)
舞納めでは二番目に舞われました。全体で19分ほどの舞でしたが、クヅシの場面は最後の3分ほどでした。二人で舞いますが、見た目には全く同じ装束で面を外したときに分からなくなります。私が気がついてのは、かぶとの羽根部分の文字と締めている帯の違いで区別しました。
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