秋吉台の地下100m、そこには秋芳洞、大正洞、景清洞など450を超える鍾乳洞があり、近年も新しい洞窟が発見されている。その台地の南麓に開口する東洋屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」は、大正15年昭和天皇が皇太子の御時、本洞を御探勝になり、この名前を賜ったものです。
ひんやりと肌をさす冷気ただよう杉木立を通り抜けると、秋芳洞入り口です。洞内からの水は三段の滝となり、飛沫を舞上げながらコバルトブルーの川面へと流れ落ちています。洞内の観光コースは約1km(総延長10km)、温度は四季を通じて17度で一定し、夏涼しく冬は温かく、快適に探勝できます。時間が凍結しような不思議な自然の造形の数々は変化に富み、私たちの心に大きな感動を呼び起こさせてくれます。
(※頂いた資料から)
秋芳洞見学は、団体行動での通り抜け1時間のコースでした。秋芳洞は私にとっても、うん十年以前からの夢でした。現役時代の若い頃、龍泉洞を見たレベルで秋芳洞の事を生徒達に話した記憶があります。カルスト地形とか何とかもです・・。今となると、お恥ずかしいことを話したものです。
でもでも、実際にこの目で見てびっくりしました。私の思っていたものとは大違いでして、地底都市とでも言いますか規模が大きすぎたのです。なまじ岩手の鍾乳洞を目の当たりにして居ましたから、よけいそう思ったのかも知れません。それにしても巨大な洞穴でした。天井が30m対岸までは50m、入口付近はストロボが届きません。千枚皿あたりからは何とか撮影できるようになりました。
初めて入る秋芳洞です。限られた時間で中の様子も分からないままに、必死になってストロボを酷使して撮影しました。それ故かなり欲張った内容のページになり、秋芳洞本洞と黒谷支洞の二つに分けてあります。最初のページからスクロールしてご覧になっても良いですし、それぞれの見場所にアンカーリンクを張ってありますので、最初のページから直接その場所に移動することもできます。 |