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       岩手普代村・鵜鳥神社例大祭


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境内にある遥拝殿です。 鵜鳥神社は、およそ千年の昔から下閉伊郡普代村にある卯子酉山山頂に鎮座する古社で、「うねどり様」の呼び名で知られています。明治以前は、卯子酉大明神あるいは卯子酉神社と呼ばれていました。

明治維新以後、神社とゆかりのある鵜鳥の文字を用い鵜鳥神社と称され今日に及んでおりますが、諸願成就特に漁の神、縁結びの神、安産の神として沿岸部はもとより内陸部に至るまで広く尊崇されております。


この画像では見えませんが、大漁旗が沢山吊され漁業関係の皆さんが数多く訪れていました。右端が境内入り口の鳥居で、正面の社殿が鵜鳥神社遥拝殿です。
遥拝殿左側の山門をくぐると、奥宮に通じる参道が見えてきます。ここから40分ほどかかりますが・・。 社殿左側が本殿(奥宮)に通じる山門になっています。神社に参拝された方は、ほとんどの方が正面の石段を登り山頂にある奥宮を目指します。私は神楽の奉納が終わってから、カメラ一つをもって奥宮を目指しました。

参道の山道は、杉の古木の根と石がある急坂になっています。私が登ったのは午後二時を過ぎていましたので、それほど混雑せずにマイペースで登れました。

木々の新緑が芽吹き始めた登山道です。あえぎながら撮影し、そして小休止するペースでした。
途中にあるどんな眼病にも効くという伝説的清水です。 山門から頂上を目指す登山道脇には、義経北行伝説に関わるゆかりの清水が湧き出ています。その中の一つですが、どんな眼病でも治るとされる杉の根元から湧き出すお薬師様の清水があります。

最初は汲んで帰るかなとさえ思いましたが、沢水ですからかなり汚くて諦めました。でもせっかくですから、疲れた目を洗った私です。

その他、うがい場や願い事を占うお縒り場などがあり見とれながら登りました。また、遠く太平洋からも見えると樹齢500年を超す夫婦杉など、撮影するテーマがたくさんありました。
424mの場所にある本殿です。いつもはひっそりとしているのでしょうが、例大祭ですから参拝者が次々と来られます。

本殿は海抜424m卯子酉山頂にあり奥宮とも呼ばれています。寛政4年(1792)と明治35年(1902)の二度火災にあい、神殿は明治45年(1912)、拝殿は昭和8年(1933)に新築されました。

撮影しながら登って来て、ここまで40分ほどかかっています。例大祭なので、拝殿の中には正装した神官が何人か座って居ました。拝殿入り口の彫刻が素晴らしく、しばし見とれていました。ここから100m程行ったところに、お岬様と呼ばれる石の祠があるとのことでしたが、疲れていた私は気がつきませんでした。

神社の詳しい様子と鵜鳥神楽については、こちらからごらんください。