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          厳冬の早池峰神社


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本殿入り口にある山門、山門の右下が社務所になっていました。 雪の無い時期ですと、家からおよそ70分ほどで岳集落駐車場まで来られますが、今朝は雪の多い道路でいつものようには走られません。

参道入り口から雪の石段を登り、杉木立の中を進むと境内入り口にある山門が見えてきます。私の前を同年代の男性が一人歩いていました。

神楽の舞初めが行われる参集殿は、山門突き当たりの右側にあります。時間が早いので神楽会場へは入られませんので、山門をくぐり本殿へお参りに行きました。
厳粛なまでの早池峰神社本殿。

厳冬期、しかも雪が降っているこの地へ来るのは初めてのことです。ここ早池峰神社は「霊峰早池峰山」の麓に鎮座し、普段でもうっそうと茂る杉の古木があり、誰も居ないときは身が引き締まる程の厳粛さを感じる場所です。

今回は周囲が雪に覆われており、雪を踏みしめて歩く音しか聞こえません。おなじみの狛犬も頭に雪を乗せて迎えてくれていました。

早池峰神社の詳細については、以前書いた記事を参照してください。

軽トラックから神楽衣装等を降ろす舞手の方。

9時半頃でしたが、一台の軽トラックがやって来ました。アルミ製の大きなケースを降ろしています。降ろしている方の着物姿を見て、「あっ、神楽の舞手さんだ」と納得。

ケースの中には、舞で使用する衣装やお面等が入っていると思いました。参集殿に荷物を運び入れ、そこで着替えをして今日の舞初めが行われます。

雪の中の神楽殿、後ろの建物は参集殿です。 雪の中にひっそりと見える神楽殿です。神社の例大祭宵宮に昨年来ましたが、神楽殿の周辺はもの凄い人出とカメラの三脚で埋まっていたことを思い出しました。

参集殿側の一番良い場所は宿坊のお客さんで埋まっていました。開演3時間前にこの場所に来た私は、やっとの事で神楽殿右側の杉林陣取りました。そこしか空いていなかったのです。

今日の舞初めの行われる参集殿は、神楽殿の後ろに見える大きな建物です。厳冬期には、神楽殿での舞はとうてい無理だからです。

岳神楽舞初めの様子は、後日紹介いたします。