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            気仙沼市・岩井崎


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岬の先端部から太平洋を望む。 岬の先端部から太平洋を望むと、水平線がカーブし地球は丸いことを実感できます。

ここ岩井崎は、陸中海岸国立公園の最南端に位置し、松林に囲まれた美しい岬です。

岬の先端には海蝕洞があり、波が打ち寄せると海水を吹き上げる潮吹岩があります。

岬に至る通路の手前から見ると、右側に龍の形をした松の木、左端には江戸時代に活躍した郷土出身の横綱・第九代秀ノ山雷五郎の銅像が見えています。
白波とシルエットの龍の松、ちょっぴり形が違いますが・・。 早速ですが、龍の形に見える松の木に近づいて見ました。岬先端部に生えていた松、大津波をまともに受けながらも根元、幹、左側の太い枝が残っています。

太平洋に面しているので、押し寄せた大津波はもろにこの地を呑み込んだはずです。

高田松原は七万本もの松の木が根元からもぎ取られ流失しましたが、ここ岩井崎周辺にはかなりの松の木がそのままで残っています。

大津波の襲い方に変化があったとしか思われません。
龍に見える場所にて。口先のヒゲま間でありますし、可愛い足も残されています。 松の木の周辺を移動しながら、龍の形に見える場所を探してみました。

被災した当時からこの松の木は残っていましたが、昨年十一月頃に地元の方々が整理する際に、下の方の枝や先端部を切り取りこのような形にした様です。

あまり接近すると雰囲気が無くなりますが、眼のように見える部分は枝の付け根でした。

記事を書きながら思いましたが、完全に切り倒さず、津波で残された松の木の形から、干支の雰囲気を感じ取った方々に脱帽です。
岬先端部に立つ第九代横綱秀山雷五郎像。 岬の先端部には力のブロンズ像があり、太平洋を望んで手を上げています。

銘板には「第九代横綱秀山雷五郎像」と刻まれています。

ブロンズ像の後ろには、海辺に沿って松の木がかなり生えています。手前の一本は枯れていますが、その他の松は損傷もない上に枯れてもいません。大津波の襲い方、もの凄く関心があります。

※周辺の様子の詳細に
  ついては、ドキュメント
  のページで紹介する
  予定です。