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         釜石広域ウインドファーム


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釜石広域ウインドファーム・・・

十月一日のことですが、朝から真っ青な日本晴れになり遠野市土淵町山口まで走ったほっづぎ親子です。ねらいの石碑は「保食大神(うけもちのかみ)」の撮影です。撮影が終了し帰りながら見つけた「ウインドファームまで8km」の道路標識、遠野市に来るたびに遠くの山の稜線にそびえる風車が目の中にありました。

山道の8kmちょっときつく、行けども行けども風車は見えません。やっとの思いで数多く林立する大型風車を見つけた時は嬉しくなりました。ここでは釜石広域ウインドファームと名付けられた風力発電風車の様子を紹介します。現場にある案内看板によると私が見た風車はほんの入り口部分であり、さらに20分以上稜線を走らないと展望台までは行けないようでした。秋晴れの日を選び、再度走りたいなと思います。

トップの画像は、稜線の道路脇に林立する風車の一部であり、「ギューン・ギューン」と音を出し回転していました。

釜石広域ウインドファームと名付けられた風力発電風車の様子は、後日まとめて紹介する予定です。また画像の色調は抜けるような青空を表現してみました。

                                                     (2014.10.03 作成)


三基の風車 やっと目に入った大型風車です。車を置けるスペースがあり、ゆっくりと眺める事ができました。

この道路は稜線を縫うように走りながら、遠野市から大槌町に抜ける道路です。

風車のある場所各所に立て看板があり、私有地なので立ち入り禁止と書かれてありました。

牧場の中に立つ風車であり、許可無く入ることが出来ないのです。

もう一つの看板は、強風と落雷に注意とありました。高い場所ですから、雷は直撃を受けます。
三基の風車ですが、よく見たら翼に赤色の印があります。 何コマか撮影した中から、羽根のかさならないば面を選びました。

羽根の先端に赤い印があるのが何なのか、資料等からはうかがえません。

それにしてもすごく良い天気であり、時の経つのも忘れて回転音を耳にしながら眺めていました。
一基の拡大です。高さ68m、プロペラ直径61.4m、とにかくでっかい風車でした。 風車一台(一基)の様子です。現場にある案内板から、風車に関わるデータを記してみます。

3枚翼プロペラ型
ハブ高さ 68m
ローター径 61.4m
太陽面を横切る時に生じた翼の陰。 迷い込んだ道路で目にした光景です。何気なく見ている内に、回転する風車と回転音、そして、道路に映るプロペラの影の移動に気がつきました。

丁度太陽をバックにする風車ですから、撮影するためには太陽を入れなくてはなりません。

カメラにとっては望ましくない撮影ですが、何とか取り込んだ画像です。

しかし画像を見たら、太陽から垂直にゴーストが出ていました。気にならない程度なのでそのままです。

道路上の陰は、太陽面を横切る時に生じた翼の陰です。

釜石広域風力発電施設の概要

遠野市、釜石市及び大槌町の3市町に真上がる丘陵地帯に新エネルギー供給施設として風力発電所を設置。平成16年12月、営業開始。

設置容量:総出力42,900kw  遠野市、釜石市、大槌町のほぼ全域に匹敵する約3万世帯分相当の発電量。

設置風車:三菱重工業製1,000kw風車42基、900kw風車1基
       3枚翼プロペラ型
       ハブ高さ 68m
       ローター径 61.4m

設置基数:遠野市12基、釜石市17基、大槌町14基

電力販売先:発電した電力は全量を東北電力へ売電、17年間の長期買取契約を締結。
         (東北電力より各家庭へ送られる)

設置者:(株)トーメンパワー釜石

※現地にあった案内看板より