ほっづぎある記に戻る


            春三月の岩手山


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント  

location:uchinome.jpトップ>ほっづぎある記>春三月の岩手山

 サイトマップ


分かれと柳沢小中学校の中間点から見上げた岩手山の様子。

春三月の岩手山・・・

毎月一回、息子の病院通いにつきあい眼科の定期診察に出かけています。年は取りたくないと思いつつも、まだまだ確実に成長し続けている身体です。知人の年賀状に「・・・耳に蝉、目に蚊が住みついて・・・」と書かれてあり、自分も同じ状態であることを再確認しています。

盛岡までは自宅から東北道を利用し丁度一時間、盛岡に近づくにつれ前方に見える岩手山が気になります。きれいに晴れて山頂までくっきりと見える時、山頂が厚い雲に覆われて見えない時、見えてはいるが全体がかすんだ状態になりすっきりしない時、地上から雲がかかり何も見えない時・・・、その時折に色んな状態で私を迎えてくれる岩手山です。そして、あまりにもくっきりと見えている時は、病院の診察もそこそこに滝沢や太田周辺に足を向けています。

三月三十日の事でしたが、病院の診察が終わり市内からはかすんですっきり見えない岩手山を見たくなり岩手山神社方面に出かけました。遠くからはかすんでよく見えない岩手山ですが、山頂から10kmほどの場所から見るとくっきりと見えてきます。ここでは何とか無理をして四コマにまとめてみました。クリアに見える様に画像処理をしてあります。

トップの画像は、分かれと柳沢小中学校の中間点から見上げた岩手山の様子です。

                                                        2015.04.04 作成


春三月の岩手山 1 盛岡市側から見た岩手山、誰からも好まれる定番とも言える様子になります。

山頂部は地熱で雪が溶け去り、黒い地肌が見えています。

あたかも鷲が翼を広げて留まっている姿に見えることから、岩鷲山と呼ばれるゆえんになっています。

私にとっても心の原風景とも言えるこの様子が大好きです。
春三月の岩手山 2 200mmレンズを使用し山頂部とガレ場を切り取ってみました。

中央に見えるガレ場はハート谷と呼ばれ、読んで字のごとくハート形をしています。

標準的な登山口・柳沢コースは、ハート谷の右側斜面に沿って上るコースになります。

柳沢コース(登り4時間半、下り3時間)。岩手山登山の最も一般的なコースで、古くから利用されています。

春三月の岩手山 3

ハート谷の左の沢、旧外輪山から下までのガレ場ですが、ここも登山道になっています。

この場所からは上ったことがありませんが、かなりハードなコースのようです。

案内では、御神坂コース(登り5時間、下り4時間)となっています。

春三月の岩手山 4 せっかく来ましたので、終点馬返し駐車場まで走ってみました。

さすがに上の方は雪が多くなり、道路が閉鎖されて進めませんでした。

帰りながら撮影した岩手山の姿です。この地に住まいする方々の家と田んぼ、そして岩手山を配置してみました。

やっと雪が溶け去り、日に日に春の季節が訪れています。

この地に住まいする方々は、朝な夕なに姿の変わる岩手山を見て暮らしておられます。

間もなくサクラが咲き、新緑の候になります。雪が残ってくっきりと見える日に訪れたいなと思います。

四コマに納める岩手山は厳しく大変でした。

岩手山・・・

岩手山(いわてさん)は、東北、奥羽山脈北部の山で標高2,038m。二つの外輪山からなる複成火山。岩手県最高峰である。日本百名山に選定されている。

岩手県八幡平市、滝沢市、雫石町にまたがる。西に姥倉山、大松倉山が続くものの、奥羽山脈の主稜からは離れており、独立峰に近い。東の盛岡側から見る姿は富士山のように長い裾野を引く整った形で、「表岩手」と呼ばれる。南の雫石町や北の八幡平市松尾方面から見ると、外輪山の連なりが凹凸をなし、「裏岩手」と呼ばれる。山域は、1956年(昭和31年)に十和田八幡平国立公園に指定された。山頂には一等三角点『岩手山』(重点整備点)が設置されている。

別名に巌鷲山(がんじゅさん)があるが、本来「いわわしやま」と呼ばれていたものが「岩手」の音読み「がんしゅ」と似ていることから、転訛したものだとも言われる。春、表岩手山には雪解けの形が飛来する鷲の形に見えるため、これが山名の由来になったとも伝えられる。
                                                        ※ウイキペディアより