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            大槌町・蓬莱島


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強風で島まで渡られなかった蓬莱島です。
大槌町・蓬莱島・・・

蓬莱島は、大槌湾内にある漁業の神様として信仰をあつめていますが、内陸部の人にとってはあまりなじみが無いかもしれません。しかし、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとして紹介されていますと言えば、ほとんどの方が思い出してくれそうな気がします。

かく言う私も若い頃、隣町の山田町で生活していましたので「ひょっこりひょうたん島」のモデルと聞けば、「そうかあ」と思い出すことが出来ます。しかし、まさか島のモデルがお隣大槌湾にあったとは思ってもいませんでした。岩手日報紙上で紹介されているジオパークの記事を読んでいるうちに、「蓬莱島」に行って見ようという気持ちが高まってきていました。

東日本大震災に起因する巨大津波の被害を受けながらも、いち早く復旧工事が進められたと言います。この島までは海岸から400m程の防波堤を歩いて渡ることが出来ます。

4月5日の事ですが、山田町大沢地区の臥竜梅を撮影した帰り寄ってみました。大津波で寸断されてしまった道路も部分的に開通し、何とか防波堤の付け根まで行くことが出来ましたが、あいにくの強風で飛ばされそうになり防波堤を歩くことは断念しました。天気が良く風のない日に再度挑戦する予定です。
                                                       2016.04.12 作成


大槌町・蓬莱島 1 大槌湾に鎮座する弁財天が祀られる蓬莱島です。

画像では、それ程荒れていない海に見えていますが、防波堤の付け根に立つと飛ばされそうな強風です。

さすがの私も少々不安になり、400m歩いて渡るのは断念です。
大槌町・蓬莱島 2 400mの距離感を表現する意味で、防波堤の付け根でローアングルでの撮影です。撮影は24mmレンズを使用しました。

常時強風が吹き荒れているのでは無く、リズムがありました。

風は左側から堤防に向かって吹き、時にはしぶきが舞い揚がるほどでした。
大槌町・蓬莱島 3

同じ場所から120mmレンズを使用し、蓬莱島を引き寄せてみました。

さほど遠くない場所に目的地があり、歩いて行けないのが最高に悔しい思いをしました。

予期しない強烈な突風に見舞われると、狭い防波堤の上では吹き飛ばされて右側の海に転落です。

島までの往復ですから危険度が二倍になります。

大槌町・蓬莱島 4 防波堤で囲まれた漁船用の港から見た蓬莱島です。

風にあおられて飛び交っているカモメが多数見られました。

最初にも書きましたが、再度挑戦し蓬莱島の詳細について紹介する予定です。